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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第63話 クレインVS赤い巨兵と蒼い騎士
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イを表示させ、何かを操作する。

「何をする気だ………?」
「悪いが、君の相手をする前に話を聞かなくてはいけない相手がいる。少し待ってもらおうか」




















「レイ、大丈夫ですか?」
「………ああ、ちょっと自分の身体じゃないみたいな違和感があるけど、大丈夫だ」

屈伸やジャンプをして体の不調を確認する零治。そんな零治の様子を星達は心配そうに見ていた。

「これからどうしましょう?」
「取り敢えず桐谷達とバルトさんと合流するべきだろう。今どんな状況か分からない以上、いつまでもバラバラに動くわけにもいくまい」
「夜美の言う通りだな、取り敢えず合流するか………」

まだ今の現状の話を全く聞いていない零治だが、夜美や星の話の中でも誰かと合流するのが一番だと言う事は直感で分かっていた。

「零治零治!!操っていたデバイスどうするんだよ!!ここで破壊しておくか?」
「ホムラか………」

アギトにそう言われ、刀を見る。

『私は貴方達の決定に任せるわ。好きになさい………』
『だったら私達と一緒に来ませんか?』
「えっ!?ラグナル!?」
「エリス………だよ優理」

ライが訂正しながら優理の頭を撫でる。

「エリス………?」
『ラグナルでいいわよライ』
「いいえ、本当の貴女になったんですからちゃんと本当の名前で呼ばないと駄目ですよ」
「そうだな、星の言う通りだ」
『2人共………ありがとう………』

星と夜美に言われ、感謝の言葉を述べるエリス。

「………どう言う事?」
「訳が分からないんだけど………」
「全て終わったら2人に説明するよ」

訳が分からないと言った顔をする優理とアギトに2人にライは優しく話しかけた。

「さて、それじゃあエリス、引き続きよろしくな」
『………はい、マスター』
「零治でいいよ」
『はい、零治………』

エリスは嬉しそうに零治の名前を呼ぶ。

『………私はどうすれば良いの?』

そんな中、すっかり話が変わってしまった零治達に気まずそうにホムラは話しかけた。

「ああごめん、付いてくるかホムラ?」
『あなたも本当にそれでいいの?』
「まあ遺恨が無いわけじゃないけどお前の想いも感じたし、星達やエリスも連れて行きたいみたいだしね」
『そう………分かったわ、だったら………!?零治!!』
「何を………えっ?」

ホムラに言われた時には遅かった。
零治を囲う様に魔法陣が展開され、零治にくっついていた優理も弾かれた。

「えっ!?」
「レイ!!」
「これは………!!」
『恐らくクレインが歌と止めた私と零治を強制的に転送するつもりね………』
「そんな!!折角助けたのにま
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