暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
砕け超進化
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スは爆発によってライダーカッティングを中断、ライダージャンプを使用し、上空へと上がる。

そして、とんでもない行動に出た。

「来い・・・・」

カッシスワームが呼び出したのは、黒い昆虫・・・。

「・・・!!」

マスクの下の天道の顔が、怒りの顔になる。

「ハハハハハハ、プレイヤあああアアの諸君!!終わりです」

カッシスワームが変身する。

カブトの姿をそのまま黒くしたようなそれは、ダークカブト。

自身と同じ姿、同じものを守ろうとした男が変身した。

降り立ったダークカブトはカッシスワームが使っていた剣を取出し、ライダースラッシュを放つ。

「ンなっ!!」

ユキめがけ放たれたそれは、瞬間移動したように、目の前に現れ、爆発した。

Hyper cast off

変身時のエネルギーで、爆発を防ぐ。

しかし、なぜだ。なぜ、エネルギーだけが、この停止した世界で加速した。

次々と放たれる、ライダースラッシュを回避しつつ、天道が気付く。

「そういう事か・・・」

「あいつの手を見ろ」

天道が指差したのは、カッシスワームの手。そこには、バチバチと紫電が纏わっている。

ユキは、わかった。

ライダースラッシュの時には、タキオン粒子が腕を通って刃に集中する。

フリーズと言うのは、全身のタキオン粒子を、目まぐるしい速度で全身に纏わせ、循環させる。

タイムベントで時は確かに停止している。これではフリーズも意味はない。

だが・・・全身で使用できないなら、一部分だけに集中させれば。

フリーズはできないが、攻撃は加速する。

「終わりだよ、天道総司!!正義の子!!」

再びチャージを開始する、が。

ユキと天道はパーフェクトゼクターを起動、全ゼクターを呼び寄せる。

パーフェクトモードに移行したパーフェクトゼクターをソードモードへと変形させ、ユキがカブトゼクターで真紅の刃を、天道はサソードゼクターで紫色の刃を展開する。

カッシスワームのエネルギーが、より強く輝く。

先に動いたのは天道、カッシスワームの横切りのライダースラッシュが放たれるが、紫色の刃がそれを迎撃する。

ビギッという音が、パーフェクトゼクターから鳴る。

「あまいな・・・」

驚きの声を、カッシスワームはあげる事も出来なかった。

正面からぶつかりに行ったパーフェクトゼクターの刀身を斜めにすると刀、身に沿いカッシスワームの剣が上へと上がる。

「行け・・・!」

ユキが真紅の刃を、腹ががら空きのカッシスワームへと叩きつける。

さらに天道が背中を斬り付け、上空へと斬り上げる。

「馬鹿な・・・!!」

二人はパーフェクトゼクターを
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