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騎士の想い
第四章
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鎖帷子を着て剣を手にしている。そのうえで周りの騎士や兵達に対して言うのであった。
「怯むな!」
 まず言った言葉はこれであった。
「援軍は必ず来る。それまで持ち堪えるのだ」
「来るのですね」
「そうだ、だからだ」
 何としても持ち堪えろというのだった。彼も必死だった。
 その頃エヴァゼリンは城の奥にいた。周りの侍女達はおろおろとしている。
「このままではここまで敵が」
「そうですわ。ここにまで」
「安心するのです」
 エヴァゼリンはその侍女達に対して穏やかだがしっかりとした声で告げた。

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