暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
ルーシィ・ハートフィリア
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
思いついた顔をする



ルーシィ「てか トイレ行きたいんだけど」


ジョゼ「これはまた、ずいぶん古典的な手ですね」


ルーシィ「いや・・・マジで・・・うぅ・・・助けてー」


ルーシィが身体をくねらせながら頼み込む



ジョゼ「どうぞ」


ルーシィ「!!!」


するとジョゼはバケツを用意し、そこで用をたすように言った



ジョゼ「ほほほ・・・古典的ゆえに対処法も多いのですよ」


ルーシィ「バケツかぁ・・・」


ジョゼ「するんかいっ!!!」


ルーシィは何のためらいもなく、バケツの前に立った



ジョゼ「な・・・なんてはしたないお嬢様なんでしょう!!」


ルーシィ「意外と紳士なのね♪」


ルーシィから背を向けるジョゼ


するとルーシィは後ろを向いたジョゼの股間を思い切り蹴り上げた



ルーシィ「えい!」


ジョゼ「オパァー!!」


ルーシィ「古典的な作戦もまだまだ捨てたもんじゃないわね」


ジョゼ「ぬぽぽぽぽ」


股間を蹴られた痛みでその場に倒れ、悶絶するジョゼ



ルーシィ「それじゃ!お大事に?」


その隙に牢から出ようと試みたルーシィだっだが・・・





ルーシィ「え!!?」


外を見てはじめて気づく


ルーシィが居た牢は高い塔の最上階で、とても飛び降りれる高度ではなかった



ジョゼ「残念・・・だったねぇ・・・ここは空の牢獄」


ルーシィ「・・・・・」


ジョゼ「よくも・・・やってくれましたねぇ・・・」


立ちあがったジョゼがゆっくりとルーシィに近づく


ジョゼ「さぁ・・・こっちへ来なさい・・・お仕置きですよ・・・幽鬼の怖さを教えてやらねばなりませんね」


ジョゼが手を伸ばす






しかし次の瞬間、ルーシィが空の牢獄から飛び降りた






ジョゼ「な!」


飛び降りたルーシィに驚きながらも追いかけようとするジョゼ


しかし、蹴り上げられた股間の痛みで思う通りに動けなかった



ルーシィ「(声が聞こえた・・・助けに来てくれたんだ!!)」


ルーシィが精一杯の大声で叫んだ



ルーシィ「アルトーーー!!!!」








アルト「うぉぉぉぉぉ!!!」


全速力で走って来たアルトがルーシィを地面スレスレで受け止める




アルト「ま・・・間に合ったぁー・・・」


ルーシィ「やっぱり!・・・いると思った」


アルト「あんな高さから飛び降りるなんて・・・ルーシィも
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ