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Fate/staynight/the/crossovermoment
黄昏の血で
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を求めた先に待つのは絶望と言う名の快楽、快楽と言う名の希望、希望と言う名の絶望。
結局、最後の終末は絶望で無意味な選択肢の選択を迫られた哀れな道化の未練だ。
俺が求めてた現実は妄想で幻想で夢幻な夢物語なら諦める決心が付いた。
だが、俺の現実は幻想は終末を迎えていない。

「まだ、まだ、終わらない」

投影が使えない魔術師、投影しか扱えない魔術師、不完全な肉体の魔術師、不可解な魔術と魔術回路を備えた人間しか出来ない。不完全な俺しか出来ない事をするんだ。
魔術回路「血管」からは魔力と血液は巡回している。
魔力が微弱でも一応、俺の魔力供給から供給はされている。
「影縛り」が俺の魔術回路からの魔力をシャットアウトしても完全に魔力供給を止めるなんて不可能、完全に魔術回路からの供給を止めたら俺の魔術回路「血管」は血液すら流さない。
膨大に流れる血液と共に微弱な魔力は俺の身体に流れ、命を繋ぎ止め人間の体を維持している。
「LOST・ZERO」の能力は完全に把握出来ている訳じゃないだ。
何がキッカケで暴走するか分かったもんじゃない。
出来る限り慎重に丁寧に限界を超えない程度で魔力供給、俺自身の魔術回路を研究すれば以前の投影魔術の実現も可能の見込、問題は俺の知識で俺自身の魔術回路は分らない。
専門の魔術師、俺と同類の魔術師で魔術回路に詳しい人間が必要だ。
記憶データの中で魔術師を検索。
更に検索欄で有益な情報のみに絞り込む。
一番最初に検索結果が師匠だ。
師匠は不完全な俺の投影を完成に近付けてくれた恩人だが半年前から行方不明だ。
勝手に消えて勝手に帰ってくる、師匠らしい。
他に検索結果に出た人物は・・・・・・・・・・









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