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Fate/staynight/the/crossovermoment
黄昏の血で
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」は俺の命を繋ぎ止める役割で俺の首に巻かれている。
命を保つ為に巻かれた鎖が・・・・俺の魔力を封じる。
「カオス・モーメント!」
無理矢理だと分かっても続ける。
生命維持で限界だと知ってても出来ないと分かっても続ける。
連続の発動は貧血に繋がる。魔力配分が少ない分、血液配分が多いため余計に貧血速度が早い。
「バイパス・オン!!」
不可能だと分かっても、死ぬ確率を高めても続けた。
成功以前の投影が何度も繰り返され最終的に生命維持のギリギリで自然と魔力供給が止まる。
「バイパス・・・・・・・・・オン」
無駄・・・・・・・・なのか?
「トレース・・・・・・・・・オン」
駄目・・・・・・・・なのか?
首元「影縛り」に触れる。
コイツが俺の魔術を妨害している。
原因は分かってる。
俺の魔術は奇妙で異能で不可解で、俺の望んた幻想が具現化した異物だ。
魔術回路と血管の融合が編み出した結論は血液の加速、魔術回路「血管」が使われれば血管内の血は通常の血液巡回の4倍以上となる。
普通の人間には耐えられない血液の暴走は術者の血管を心を精神を体内を蝕む。
神崎家の人間は、ある程度の耐性が付いている為に「普通」に魔術を扱う程度なら負担は掛からない。
俺の場合、連続発動が激しい為、再生速度が魔術回路「血管」まで追い付かない。
モオズ・アカラトが生み出した結論、実は知っていた事実。
遠坂 凛とアーチャーが俺の身体を詳しく調べた結果、知っていた事実は本当に真実で残酷な現実に変わった。
「畜生、畜生、畜生、畜生、畜生!!」
未知数不明な魔術回路が俺の魔術の源だ。
その未知数不明な魔術回路に何度も救われた。
モオズ・アカラトを召喚した。宝具を生成した。非現実を与えてくれた。
「畜生!!!!」
謎の再生は俺の魔術回路の防衛能力だ。
術者の命「マナ」が限界を超え死を迎える時、魔術回路「LOST・ZERO」は真の能力を発揮する。
術者「神崎 斬叶」の魔力を血液に血液を魔力に変換、無限に等しい魔力と血液の「loop」
少量の魔力を大量の血液に変換、少量の血液を莫大な魔力に変換、少量の代償で無限の再生能力、無限の魔力が一時的に手に入る。
「畜生・・・・畜生・・畜生」
今の俺は吸血鬼に酷似した存在だ。
一時的に吸血鬼と同等の力を一時的に吸血鬼と同等の魔力を一時的に吸血鬼と同等の回復能力を。
神崎家の人間が短命な理由も「LOST・ZERO」が禁書目録の最終ページに記されている意味も分かった。
俺の魔術回路が魔力を供給する度に血液は加速、膨大な魔力が生成され最強の投影魔術師が誕生する。
自身の命を心を剃り減らし己の為に闘う。
師匠の言ってる意味が「言葉」が少し理解出来た。
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