第三章
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敵に襲われた。隣国が彼女の領地に兵を進めてきたのである。
「何っ、それはまことか!?」
「はい、そうです」
イークリッドに対して家臣の一人が狼狽する声で報告してきた。今彼は自分の領地にいた。そこで丁度政治を見ていたのである。
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