第十一話 それぞれの行動
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真実だからだ。
リンディは黙り込んでしまう。
遼「やっぱりか。時空管理局とは随分と汚いやり方を好むと見える」
遼がリンディ達の汚いやり方に吐き捨てるように言う。
重い空気が立ち込める中、なのはが怖ず怖ずと手を挙げた。
なのは「あ、あの…私にジュエルシード集めを手伝わせて下さい。リンディさんに言われなくても私、自分から頼んだと思います。」
ユーノ「僕もお願いします!!」
リンディ「しかし…」
渋るリンディに賢は口を開く。
賢「いいじゃないですか、2人の乗艦を許可しても、メリットはあってもデメリットは無いはずです」
大輔「なのはの気持ち…汲み取ってくれませんか?」
リンディ「…分かりました。あなた方の乗艦を許可します」
クロノ「本気ですか!?」
リンディ「2人の善意を利用しようとした私に断る権利はありません。あなた方を利用しようとして申し訳ありませんでした。」
リンディはなのはとユーノに謝罪をする。
なのは「いえ、そんな…」
リンディ「ご協力に感謝します。そしてこれから宜しくお願いします。」
なのは、ユーノ「「はい!!」」
リンディ「それから大輔さんと賢さん、遼さんも…」
大輔「協力でしょう?」
賢「僕達も協力しましょう。ただしいくつかの条件付きですが」
リンディ「条件…?」
賢は頷くと、協力するにあたっての条件を提示した。
賢「1つ、テスタロッサさんの保護。2つ、僕達の元の世界の捜索。3つ、ある程度自由に動ける権利。この3つを約束してくれるなら協力します。」
リンディ「分かりました。約束しましょう。それではなのはさんは1度御家族とお話して、賢さんと遼さんと一緒にまた明日公園に来て下さい。」
なのは「はい!!」
賢「はやてに話さないとな…遼さんは?」
遼「ここまで関わっておいて、今更リタイアなんかするか。俺も協力する」
リンディ「クロノ、なのはさん達を送ってあげて」
クロノ「…はい」
クロノはなのは達を連れて部屋を出る。
賢「じゃあ、大輔。また明日。」
大輔「ああ…」
賢達も部屋から出る。
部屋には大輔とブイモンとリンディが残った。
リンディ「もうこんな時間ですね…大輔さん、食堂に案内しますか?」
大輔「はい。行くぞブイモン。」
ブイモン[…うん]
ムスッとした表情で大輔の後をついていく。
大輔「…時空管理局に協力するのは不満か?」
大輔がブイモンの表情を見遣りながら聞く。
ブイモン[別に、ハッキリ言ってあいつらは気にくわないけど大輔が決めたことなら俺はそれに従うよ]
大輔「そうか…なあ、ブイモン」
ブイモン[何?]
大輔「俺…正しいのかな?」
ブイモン[え?]
大輔の言葉にブイモンは目を見開いた。
大輔は自嘲気味に笑うと口を開く。
大輔「俺は何が何でもフェイトを守る
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