神が人で在るために
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
言うと、はぁ、と溜め息を付いて言う。
「……さぁて、と。ちゃっちゃと仕事を終わらすか!」
こうして、今日も平和な一日が始まった……かの様に思えたが。
「た、大変でごさいますですよウィング様ぁああああああ!!」
突然、執事のセバスが扉を開けてくる。
「どうしたセバス?仕事なんだが」
「それどころでは御座いません!!ライト様が………貴方の相方が大変なことに!!」
「……何?」
俺はセバスからの説明を受けると、すぐにコートを羽織って扉を抜ける。
「ど、何処に!?」
「下界に降りる」
「ウィング様、未だ謹慎は解かれて下りませんよ?」
ジェイダが俺の肩を持つ。
「……ジェイダ、その手を離せ」
「嫌です。意地でも退かしません」
途端、部屋全体がジェイダの固有空間に侵食された。しかし。
「それごときで俺を止められると思ったかジェイダァアアアアアッ!!」
俺はそれを<暗黒楽園>で消滅させ、ジェイダを吹き飛ばした。
「セバス、再びここを留守にする。……くれぐれも、我が帰る家を守れ。これは命である」
「行意に、マイマスター」
俺はそれを聞くと、すぐに下界へのゲートを開き、降りていった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ