二十三話 思考
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「く、くそ…てめぇ…な…にを…した…」
――頭が痛い。まるで割れるように…
鬼隆は、そこで気がついた。
思考が出来ない。
ちゃんとした思考のみならまだあるのだが…
まるで戦闘の思考力を奪われたように…
「ぐ…ぎぎ…」
「すまねぇな。『紅の夢』は、やり過ぎたが…」
狂夜は、淡々という。
「その能力、ちと脅威になりそうなんでな……」
狂夜は、妖力を形状にして刀を創る。
「終わらせてやるぞ…」
狂夜は、笑って刀を構える。
完全に狙いを定めてその刀で鬼隆を切りつけた
全力を持って。
しかし、その斬撃は、止められてしまった。
鬼隆の体内にいた二人によって…
驚く狂夜を見て、
液体人間は、クスクスと笑った。
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