暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第32話「訓練風景」
[1/3]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
一夏とシャルルの引越しとその歓迎会からしばらく
[ズドンッ]
「あたたっ、強いなシャルル。全然勝てる気がしないや」
「アハハ、一夏が勝てないのは単純に射撃武器の特性を把握してないからだと思うよ」
「一応わかっているつもりだっただけどな…」
アリーナの一部のスペースにて模擬戦をしていたシャルルと一夏。
結果はシャルルの勝利で終わり、今は二人で反省会の最中だ。
[イチ、ニ、イチ、ニ…]
「実際に使ってみようよ。僕の銃を貸してあげるからさ」
「え? 他の人の装備ってロックがかかってて使えないんじゃないのか?」
「普通ならね。でも所有者がアンロックしてれば登録してある人全員が使えるんだよ」
「へ〜…」
「はい、これを使って」
「おう! えっと、構えはこうでいいのか?」
「えっとね…」
一夏の後ろへと周り、あれこれとレクチャーをするシャルル。
遠目から見ても美男子どうしの密着会いに見えるので、“掛け算の会”が見たら発狂して薄い本を描くだろう。
[イチ、ニ、イチ、ニ…]
「んじゃ、撃つぜ」
シャルルの指導が終わり、前方に出現した的に狙いを定めて銃のトリガーを引く。
[パン、パン、パン、パン!!]
「おおう、何というか。速いな」
「アハハ、そうだね。今はそれで良いと思うよ。あとは色んな銃の特性を知っておけば、どう動けばいいとかなんとなくわかってくるよ」
「そっか…」
[イチ、ニ、イチ、ニ…]
「……ところでさシャルル」
「なに? 一夏」
「何で皆、ずっと走ってるんだ?」
そう、一夏とよく訓練に参加しているメンバーは先ほどからずっと走り回っていた。
「ほら、二人とも頑張って、目標まであと少しだよ!! (タッタッタ」
「な、ナっちゃん、はやいよ〜 (フラ〜」
「ぜぇ、はぁ、さ、流石陸上部員ね」
ある仲良し三人組は陸上部員が先頭に走って先導したり、
「くっ、私としたことが誘惑に負けるだなんて…修行不足だ(ブツブツ」
とある剣道少女はブツブツと一人事を呟きながら走ったり
「うぁぁぁぁん、何で余計な所ばっか増えるのよ!!! (ズドドドドッ」
「昨日の前借分、何としてでも取り戻しますわ!!! (ズドドドドッ」
とある候補生sは可愛らしくない走り音を出しながら爆走していた。
「で、何でだ?」
「……女の子には色々とあるんだよ」
「? そうなのか?」
「うん、暫くは触れないであげた方がいいよ」
「いや、だからなn――」
「い・い・か・ら。ね?」
「お、おう」
理解も納得もしていないがシャルルからの謎の剣幕にに押されて頷く一夏。
なお、彼女らが走
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ