第十話 時空管理局
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!!」
クロノがフェイトに向けて、魔力弾を放った。
フレイドラモン[しまった!!]
魔力弾がフェイトに直撃するかと思われた瞬間。
遼「女の子には優しくしないと駄目だぜ坊や?」
間に入った遼が剣で魔力弾を弾いた。
フェイト「あ…」
遼「ほら、早く逃げな」
アルフ「フェイト!!早く!!」
アルフに急かされ、フェイトはその場を離れていく。
クロノ「貴様!!」
賢「ヘルスクイーズ!!」
甲冑の頭部の触手が伸びて、クロノを拘束する。
クロノ「しまった!!」
賢「悪いですが、暴れられると厄介なので、魔力を吸収させて貰います。」
触手が触れた部分から魔力が急激に吸われたクロノは暴れる前に脱力した。
クロノ「ぐっ…」
大輔「魔力吸収なんて凄い技持ってるな」
遼「敵としては戦いたくないな」
賢「まあ、これもスティングモンの力でもあるんですよ。それでどうします?」
遼「ん?」
大輔「ジュエルシードの回収作業を妨害した挙げ句、作業者に危害を加えようとしたこいつのことだよ」
大輔が指差すのはギリギリまで魔力を吸収されたことで、まともに身体を動かすことも出来ないクロノ。
遼「とにかくこいつが何者かを問い詰めないとな。おい、坊や」
屈んで、こちらを睨んでくるクロノと目線を合わせる。
遼「お前何者だよ?」
クロノ「くっ…貴様らっ…自分達が何をしているのか分かっているのか…!!」
遼「ん?ジュエルシードの回収作業を妨害した挙げ句、作業者、しかも女の子に危害を加えようとした大馬鹿野郎に正当防衛の鉄槌を下しただけですが、何か?」
クロノ「…くっ!!」
確かに先に攻撃を仕掛けたのはクロノなので、遼の言う通り正当防衛が成り立つ。
遼「お前の質問には答えたんだからお前も答えろよ。お前何者?」
クロノ「先ほど名乗っただろう!!僕は時空管理局執務官、クロノ・ハラオウンだ。君達の行動は公務執行妨害に当たるぞ!!」
大輔「時空管理局…フェイトが言っていたあれか…とにかく俺と同い年のくせして上から目線が気に入らねえな!」
クロノ「失礼な!僕は14歳だ!!」
それを聞いた遼と大輔と賢は固まる。
遼「何!?14歳!?じゃあお前、俺と同い年だってのか!!?」
大輔「そんな馬鹿な!!俺より3つも年上!?背なんて、なのはとどっこいどっこいじゃねえか!?嘘つくな年齢詐称野郎!!」
賢、遼「「ぷっ」」
クロノ「ぐはっ!!」
賢と遼が吹き出し、大輔の発言がクロノの心に深く突き刺さる。
クロノは同年代の男子に比べて低い。
下手をしたら小学生よりも。
なのは「だ、大輔さん!!いくら本当のことでも可哀相だよ!!(悪気無し)」
ユーノ「大輔さん、本当のことでも言っていいことと悪いことがありますよ。後、賢さんも遼さんも笑わないで下さい。(悪気無し)」
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