第十話 時空管理局
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、海鳴臨海公園では、ジュエルシードによって怪物と化した木が動き出そうとしていた。
なのはと共にその場に駆けつけたユーノが直ぐさま結界を発動させた。
同時に大輔達も到着した。
大輔「あれはジュエルシードの影響で怪物化したのか?」
フェイト「多分ね、あの子達もいる。」
フェイトの視線がなのはを捉えた。
大輔「よし、あいつの相手は俺がする。」
フェイト「え?でも…」
大輔「心配すんなよ。それに1人で背負うなって言ったよな?」
フェイト「うん…気をつけて…」
大輔「ああ…」
大輔は地面に降りると、奴との相性がいいであろう、フレイドラモンの甲冑を身に纏う。
ユーノ「まさか、大輔さんはあれに1人で戦うつもりなのか!?無茶だ!!」
なのは「大丈夫だよ。ユーノ君。」
ユーノ「なのは?」
なのは「大輔さんは強いよ。」
遼「そうだな。まあ、楽勝だろ。」
大輔の実力は戦ったことのあるなのはと遼が良く分かっていた。
木の怪物の根元が罅割れ、根が触手のように襲い掛かってくる。
大輔「ナックルファイア!!」
拳から放たれた炎が、根に炸裂し、残った根はガントレットの爪で切り裂いていく。
しかし、新たに出て来た根が大輔を覆う。
アルフ「大輔!!」
フェイト「大丈夫、大輔は無事だよ」
アルフ「え…?フェイト、分かるのかい?」
フェイト「うん、私は大輔を信じてるから」
大輔「フレイムシールド」
フェイトがそう言うのと同時に大輔は炎の膜を纏い、それを焼き払う。
大輔「クローエクスプレス!!」
ガントレットの鈎爪を怪物に向けて勢いよく繰り出すが、バリアで防がれた。
アルフ「あいつ生意気にバリアなんか張りやがったよ!!」
フェイト「今までより強い…」
フェイトはバルディッシュを握る手に力を篭めた。
フレイドラモン[大丈夫だ。大輔はあんな奴には負けない]
フレイドラモンがフェイトを安心させるように言う。
フェイト「そうだね」
フレイドラモン[それに…]
大輔に向けて、再び伸ばされる根を緑色の影が切り刻む。
大輔「一乗寺!!」
賢「…助けに来たよ本宮君、テスタロッサさん」
笑みを浮かべて現れたのは賢とスティングモン、両手の甲から飛び出たスパイクを構えた。
大輔「…じゃあ、一乗寺。俺が強烈なのを奴に喰らわせるから、気を引き付けといてくれ」
賢「…分かった。スティングモンはフレイドラモンと一緒にテスタロッサさん達を」
大輔がライドラモンの甲冑に換装し、少し距離を取る。
賢「ムーンシューター!!」
掌大の大きさの魔力弾を放ち、根を迎撃。
賢「スパイキングフィニッシュ!!」
魔力で形成したスパイクで貫こうとしたが、バリアで妨げられたが、バリアに罅が入る。
フェイト「バリアに罅が!!」
フレイドラモン[今だ大輔!!]
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