暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
神と人
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した。





















「っ……ああああああああああああぁ〜」
ここは仕事場。ここで俺はロリ神と一緒に居た。ここに滞在しているのも此方の時間で四日目。向こうでは三月になっているだろうか。やはり神化すると時間の流れも速い。
「大変そうだねぇ、ウィング?」
「ガルムも、最近は大丈夫なのか?」
すると、ロリ神は頷く。
「うん!君の分身君たちはよくやってくれてるよ」
「そりゃ、良かった。とは言うけど、俺はあいつらとのリンクが切れると神化もままならないけどな」
俺は神コーヒーを飲むと、一息付く。
「……で、実際のところどうよ?君が気にしてる少女、助けたいんだろ?」
「まぁ、な……。でも、俺には元の力が無いからな」
神として随分な時間(此方でだ)立つが、基本的な事と言えば、アーク達の物語の乱入、ライト達の監視と言う名の現界、その他諸々。
……それに、分身体での活動もある。
「君は特殊な存在だからねー。ジェイダも前任の神を殺して神格奪って神になったけど、君は私を殺さず、神格を自ら手にした。異形と言えば、異形だけどね」
「そう……だよな」
神コーヒーを飲み干して置くと、息を一つ吐く。
「……そう言えば、決めてくれた?元の力」
「……どうしようか迷ってる」
確かに、神には等しく元となる神力、能力が与えられる。
俺の神格は捕喰した物で、厳密には俺の力は無い。
レーヴァティンや結界を発動出来たのは、ガルムの神力・能力である<創造と生成>の力が俺に適応するようになったものだ。
「……まぁ、焦らなくても良いよ、って言っても焦るよね」
「……」
「君は確かに私の神力と能力を持っては居るけど……それも完全じゃない。限界がある。だから、初めて本物を手にすれば、神としての力は完全になる。……それを覚えておいてくれないかな?」
ガルムは弱々しく笑うと、コンッ、と缶を置いて立ち上がった。
「さぁーってと、仕事しなきゃ」
俺はロリ神を見ると、ロリ神は俺を見た。
「……よく考えてね。君が何故人間で、死人で、神になってここに居るか。その理由も、考えればきっと見つかるよ」
ロリ神はそう言うと、何時もの顔になってデスクに戻った。
「……俺が、何故ここに居るか……か」
そして、俺はロリ神の言葉を繰り返し、そこに居ると、神フォンが鳴る。
取り出して見ると、そこにはアスナからのメールが。
「……!」
アスナからのメールを受け取ると、俺はすぐに出ていこうとする。
と、そこに床にある物が落ちていた。
「……ガルム」
ガルムは予期していたのか、はたまた信託を受け取ったか。今はそんな事を考えずに、それを拾い上げて中のドロップみたいな物を噛み砕いて飲み込むと、すぐに近くのゲートから現
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