俺と彼女の本意
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まごっそり使わせてもらっている
「うむ。準備はできたようだな、それでは私も準備をするとしよう」
先生はそういったあと自分のデバイスを操作してバリアジャケットを展開する
先生の服はそのままで体の各所に装甲のようなものが展開され手には機械的な大太刀が握られていた
先生曰く、バリアジャケットの見た目など問題ではなく強度・運動性・使用者への負担軽減の3つがクリアされていればいいと思っているようでバリアジャケットは透明にして着ている服に直接張り付くようにしてある
「その装甲はなんですか? 前はそんな物着けてなかったけど」
「これは新しく開発した新型装甲だよ。見た目は弱そうだが魔力伝導率と変換率が以上に高くてな、君相手に試験を行おうと思ったのだよ」
先生は至って普通に話しているが別に真意があるのだろう
思い当たるものとすれば何ヶ月か前に先生と模擬戦をした時、俺が勝ってしまったことぐらいだ
その事をまだ根に持っていると考えた方がいいだろう
「では始めようか。30秒後戦闘開始だ」
先生はそう言って俺の肩を触った後、目の前から居なくなってしまう
さて、どうしたものか
適当に流してやられてもいいのだがそれだと痛いうえに先生が満足しないだろう
どうやら俺には真面目にやるという選択肢しかないようだ
俺はしょうがなく後方に幾つもあるビル群の中に身を潜める事にした
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