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うちはの巫女
十二話
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「『うちはの巫女』と五影との約束ごとを知っていますか?」

これは知ってる人は少ない気がするんですよね

「知らん」

ですよね〜

「『うちはの巫女』と五影の約束事にある約束があります。『うちはの巫女』の権限は五影と同等だと」

「それがなにか………再不斬さん」

「なんだ」

「彼女の服装を見てください」

白さんは気づきましたか

「こいつのか?巫女服だな………まさか」

再不斬も気づきましたか

「そうです、私が現『うちはの巫女』です」

白さんと再不斬が驚いている

「こんなガキですが権限は五影と同等です、どうです?」

「しかし、俺達は何人も殺している、今更俺たちを里は受け入れてくれるのか?」

そう思っても仕方ないですよね

「直ぐには受け入れてくれないでしょう、監視が付き、しばらくは私の神社でしか生活できないでしょう、それでも、今の逃亡生活よりはましになります。それに忍は人を殺す為にあるようなもの私だっていつか人を殺すでしょう、人を殺しただけで里から追い出されるのはおかしいでしょう、例え仲間だとしてもいつかは敵同士になり争う、そして、殺し合う。それは、仕方ないことです」

言ってからわかったけどかなりえげつない事言っていましたね

「俺達の負けだ、お前に俺達の命を預ける」

「お前じゃあ無くて。私は『うちはの巫女』だ十代目『霊依姫』のうちはタマです」

これで、あとは再不斬の依頼主の奴だよな

「それで、あなた達を雇った相手は?」

「そいつはガトー、そこに大量の部下どもがいるぞ」

そういえば私達の近くがうるさかったし途中からサクラが居なくなっていましたね

「そいつ等はもう片づけたよ」

私達の方に歩いてくるカカシ先生、サクラ、ナルト、サスケがいた

「しっかし、敵を仲間に引き入れるとはどういう神経なんだタマ?」

「別に、私の思っている事と今回の事は一緒だっただけですし私には強い人達の助言が必要なだけです」

木の葉の里だけではなく他の忍び里の強者の助言が欲しいのです

「まあ、いい、これで、任務終了だ」

初めての里外の任務を終えた

続く

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