どのみち死なねばならぬ
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せ殺されるなら私は、オレは、納得して殺されたい
私にかけられたスパイ容疑がなんだったのか、何者の策略だったのか
幻術を見せつけられ、記憶に引っかかっていたものを導きだせば答えは簡単だった
私は、嵌められたんだ
そう断言出来る事情が私にはあった、恐らく原因は反目しあっていた当時の上司だろう
中忍ごときの始末で鬼鮫が出張ることなどない
もっと末端の暗部が仕掛けてくるものなのに、どうしてあいつが来たのか
・・・記憶を持つという鬼鮫と話せば、わかるかもしれない
鬼鮫と会うためには、まず強くならなくてはならない
弱い中忍クラスの能力ではなく、それ以上、せめてシナイ先生のレベルまで自分を引き上げねばならない
そして九尾の尾を宿すコンを暁の魔の手から逃がす
コンが立ち向かうというのなら、私も共に戦う
「シュロはどうする?」
このままずっと、勝敗のない勝負に負け続けるの?
「オレは・・・」
「シュロ、下から来るよ」
「っ!蟲玉!」
悩み続けるシュロに敵の存在を教える
油断があるから存在が分からなくなるんだ
「答えは今度で良い
今は任務を」
「・・・あぁそうだな
俺たちは忍者だからな」
まずは救護室へ
木の葉に仇なす不届き者へ制裁を
どんな小さな可能性でも、禍根を残すのであれば排除する
それが私のやり方だ
大蛇丸の影
◆◇◆大蛇丸◆◇◆
失くした右腕が酷く膿み、全身に広がる熱が痛みを増す
この屈辱、決して忘れはしない・・・
「・・・おのれ猿飛・・・自来也・・・」
そして、あの子供・・・!
「まぁそんな簡単ではありませんよ
何せ相手にしたのは五大国最強と謳われる火影なのですから」
火傷用の軟膏をとりだし、塗りつけていくカブト
「・・・しかし、上出来ですよ
あの五影のうち1人を殺し、もう1人は術を使えないように・・・!」
「私を慰めるようなセリフは止めなさい
殺すわよ・・・」
・・・確かに火影は右腕を失い、術を使えなくなった
だが、今まで火影としてやってきた執務能力はまだ健在
時期に隠居するといっても木の葉に大した混乱は生まれず引き継がれるでしょう
「・・・もちろんそのようなつもりはありません・・・
確かに里は落とせませんでしたが、この計画のもう一つの目的、うちはサスケ
彼には貴方の首輪が付けられた」
・・・
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