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執筆手記
没ネタその3 注意マザーズロザリオ二週目・クラディールにまた憑依しました
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? もうボク達は健康だよ? こんな所に近付きたくないよ」

「そう言うな。わたしだって目を背けていた――――だから、気付かなかった。いや、考えたが気付かない振りをし続けた」

「…………姉ちゃん」

「なぁ、ユウ君。わたし達家族が健康に暮らしているこの世界で…………果たしてあの病院のあの病室には誰が居るんだろうな?」

「姉ちゃん――――それは別の誰かだよ。ボク達みたいな子があの病室に居るだけだよ…………きっとそれだけだよ」

「魔が差したんだ。あの病室には今誰が居るんだろうと…………何故わたし達は健康で居られるのかと…………」

「姉ちゃん。それは考えちゃいけないよ。この世界でボク達は健康なんだ――――全部取り替えそうよ、出来なかった全部」

「違う。違うんだそんな心算じゃなかったんだ。ユウ君。わたし達は行かなくちゃ、あの病室へ行かなくちゃ」


 ――――――――――没ネタ此処まで。
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