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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は3
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主「なんでも――」


少しずつ店主が私に近付いて来ると


私は気にせず店主の言葉を待った


店主「――七武海のクロコダイルがいる、という噂を聞いたんだ」


リオ「……へえ」


ビビと同じ事を言ってるって事は


この人の話は嘘じゃないみたい


リオ「それじゃあラクダ、借りていきますね」


店主「あぁ好きなのを選ぶといい!良い旅を」


リオ「ありがとう」


お店のすぐ隣にあるラクダ小屋へ行くと


選ぶのが面倒臭かったからすぐ近くにいたラクダの元へと行くと


一瞬でラクダの上へ移動した


リオ「この紐を持って、足引っかけて……よし


初めてだけど…何とかなるでしょ」


ふぅっと息を吐くとラクダの身体にバシンッと紐を叩くと


ラクダは入り口に向かって歩き出した


ラクダ「ンンッッーーーー」


何かこっち向いて鳴いてる?けどなんだろ、


……あ!これってもしかして


"どこに行きたいのか"


って聞いてる訳?


リオ「レインベースっていう街へ行きたいの」


私がそういうとラクダは納得したように「ブシュッ」とか言って前を向いた


リオ「はぁ……」


空を見上げた時、


二つの炎の玉が再び空に向けて放たれていた


リオ「…ごめんねラクダ、


"違う道"から行って欲しいんだけど…」


ラクダ「?」


顔だけ私に向けたラクダが眉間に皺を寄せた


けどその数秒後、


ラクダの目の色が変わるとラクダは何も言わずに歩き始めた


リオ「…こんな事が出来るなら早くやれっての」


腕を組んでそういうと一瞬だけラクダが鼻で笑ったような気がした
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