暁 〜小説投稿サイト〜
千年の魂.
第二シーズン〜時空大冒険〜
第六章 【Douglas of the attack】
第二話 《無謀(バカ)な翼》
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に飛び出す

その瞬間、でかい青いTシャツのおっさんも突然迅の方向を向いて迅の倍くらいの速さで飛び出した

迅の風に包まれた拳とでかい青いTシャツのおっさんの拳が激しく衝突し大きく鈍い音が平野に響き渡った

ドゴオォォォォォォォォォォォオオン??????????????????

しかし、迅のパワーでは、数倍の巨体の拳を弾き飛ばすことは出来ない
たちまち迅の拳は迅の身体ごと吹き飛ばされる

ドガンッ!

吹き飛ばされた迅は、ものすごい勢いで地面に叩きつけられた

叩きつけられた迅の元に貫と空音が
駆け寄る

貫「迅!」
空音「迅くん!大丈夫??」

迅はすぐに立ち上がり、でかい青いTシャツのおっさんの方を見た

迅「俺のことより、あいつのことを考えるんだ、あいつ、やばいぐらい強いぞ??」

その時、迅を吹き飛ばした勢いで倒れてジタバタしていたでかい青いTシャツのおっさんの後ろにカインが、両手剣を片手で持って飛び上がった

カイン「こんぐらいのやつに情けねぇぞ迅??
こんなの一斬りだぜ??」

ザンッ??

カインが振り下ろした剣は、でかい青いTシャツのおっさんの腹部を一刀両断した

カインは、回転を加えたまま着地した後、もう一度跳んで迅の元に移動した

カイン「ったく、一体なんだったんだ?」

カインが剣を地面に突き刺しその場に座り込む

カインは、一山越えてリラックスしている様だが、カインの背の方が見える迅、貫、空音は、違った

迅「カ、カ、カカ、カカカカカイン??後ろおぉぉぉ??」

カイン「あぁん?」

カインはそう言いながらめんどくさそうに後ろを振り向く

しかし、そこに広がっていたのは、カインの顔を真っ青にするほど、恐ろしい光景だった

グッグググ、、、

カインが斬ったはずの、でかい青いTシャツのおっさんの肉体が動いている、それも、お互いの身体に向かって

カイン「嘘だろ、、、」

カインの口から漏れた一言の様に、嘘で有ればよかった、しかし、事実だった、でかい青いTシャツのおっさんは、傷一つなくなり、離れた身体も綺麗にひっついた

迅「なぁ、これ、どうするよ、、、」

迅は、半分やる気が失せている
そう、周りの三人も同じだった

半端じゃ無い力が相手にはあり、完璧な回復能力がある、そんな時

カイン「するこちゃ一つしかねぇだろ」

、、、、、、、貫は、嫌な予感がしていた


迅&カイン「☆ランナウェイ????????☆」

その途端、迅とカインは、でかい青いTシャツのおっさんと逆の方向に全力で走り出した、それに反応し空音もそれを追って走る

貫も、しっかり突っ込む

貫「薄々分かってたけどおぉぉ?
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