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ウルトラマンゼロ 〜絆と零の使い魔〜
悪夢-ナイトメア-part1/狙われた姫
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に…いや、たしかについさっき自分が向いていた方にもウェールズがいる。じゃあ、今自分の目の前にいるウェールズは?
ウェールズが、二人いる?
…いや、落ち着け。これは夢だ。思えば、ここまでの光景全てが夢じゃないか。何を慌てているというの?自分が寝る前に現実を悪く考えてしまったから、悪夢を見ているだけなのだ。自分に言い聞かせながら落ち着きを取り戻そうと躍起になる。
だが、アンリエッタは心の動揺をどんなに誤魔化そうとしても隠し通しきれない。
「お前のせいだ」
ウェールズは…いや、ウェールズ「たち」はアンリエッタを睨みながら近づいていく。今のアンリエッタに、ウェールズへの愛情は鳴りを潜めていた。それ以上に恐怖が…周囲の闇のように自分を飲み込もうとしていた。


――――お前さえいなければ…


気が付けば、何人。



――――お前さえいなければ…



何十人…。

――――お前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいななければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければお前さえいなければオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバオマエサエイナケレバ



何百人ものウェールズが、集まっていた。壊れた機械のように、アンリエッタに呪詛の言葉を何度も連呼し続けた。
オマエサエイナケレバ…。相手を頑なに拒絶する言葉を誰が平気な顔をして受け入れる?アンリエッタは耳をふさぎ、必死にずっと効きたいと思ってきたウェールズの声が1ヘルツも聞こえないように叫んだ。
「やめて…!やめて!!!いやあああああああああああ!!」
闇の中で座り込みながら、ア
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