暁 〜小説投稿サイト〜
【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は2
[1/5]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
―――夜よりも風が少しずつ出始め、
皆から少しだけ離れた場所で眠っていたはずなのに
麦わらとトナカイ、長鼻の三人の能天気な声が聞こえて
目を覚ますと上半身を起き上がらせた
ビビ「ルフィさんっ!!!すぐにそれを捨ててっ!!!
それはサソリよ!小さいけれど猛毒を―――」
なーんかビビの必死な声が聞こえるんだけど
何で皆起きたばかりであんな大声出せるの?
そしてあの三人(麦わら・長鼻・トナカイ)は
何でこんな朝っぱらからあんなハイテンションで騒げるの?
……頭痛い
リオ「よし、もう一回寝よう」
そう言って腕を組んでもう一度上半身を寝かせた時、
「リアさァァァァァッッッん!!!!!」
リオ「もう何…?」
周囲に響き渡るような大きな声に
無視をする訳にも行かなく、
声の主であるビビの方を向いた瞬間――
大きな砂嵐がこっちに向かって来ていた
―――確かビビが言ってたっけ
この辺では頻繁に″サ嵐が起きるって
リオ「…はぁ…これも全部クロコダイルの仕業って事ね」
アイツに私がいるって事を悟られてなければいいんだけど
アイツ絶対海軍に私がアラバスタに来てるって通報しそうだしな
リオ「水牢=v
砂嵐が私を襲おうとした瞬間、
私の周りに水の護りが出来ると砂の中へと潜った
砂嵐が過ぎ去って行くのを待つ事数時間。
水牢で地上へと戻り、
皆には見られないように大岩の後ろに隠れて水牢から出ると
砂一つ付いていない服を見下ろして満足気に頷いた
さすが私♪うんうん♪
「リアぁぁー?リアぁぁぁー!」
リオ「何ー?」
私を呼ぶ声が聞こえて
ナミ達がいる方へと行くと
砂の中から出てきたナミが私を見上げた
ナミ「驚いたあぁ…あんた何処にいたのよ」
リオ「あそこの大岩の後ろにいた」
さっきまで私がいた大岩を指差すと
私の腕を掴んだナミが立ち上がるのを手伝うと
目の前に広がる光景を見て呆れた
リオ「派手にやってくれるじゃん…」
ナミ「ほんとよ…」
ルフィ「おいサンジ!飯食おうぜ!海賊弁当!」
サンジ「まだ駄目だー」
砂から顔を出しての第一声がそれとは。
本当呆れるわ…
出発準備に備えて全員が急いで仕度し直すと
私達は砂嵐がまた襲って来る前に出発した
………んで出発して30分も経ってないってのに
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ