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【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は2
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……もしかしてジジイはこの事を知ってたわけ!?


やっぱりジジイは絶対、私が殺す!!


でもその前に、


まずはクロコダイルを潰してからかな。




オオトカゲの肉を食べて少しは体力を付けると


女で私以外のナミとビビがラクダの上に乗り、


私たちはまた砂漠を歩き始めた


エース「何でラクダの上に乗らなかったんだ?」


リオ「なんでもいいでしょ」


あんなラクダの上なんか誰が乗るかよ


コックみたいなタイプの男って本当嫌い


他の女見てメロメロになる男より


一途な男の方が絶対に私はいいと思う


エース「疲れたら言えよ?おぶってやる」


リオ「結構です」


エース「素直になれって」


リオ「分かった素直になってあげる、お前嫌い」


エース「素直じゃねえ女は嫌いじゃねえ」


リオ「嫌いで結構」


にしても日差しが強いなぁ


ここが海の中だったら良かったんだけど


砂漠だと暑いから嫌なんだよなぁ


リオ「もう少し寒くなんないかなぁ」


エース「俺にはこのぐらいが丁度なんだけどな」


リオ「寒い方がいい」


エース「そうか?…にしても結構厚そうな格好してるけど大丈夫なのか?」


リオ「大丈夫」


今はミズミズがあるから耐えられるけど


もしも無かったら私も今すぐこんな服脱ぎ捨ててたと思う


リオ「ていうかいつまで隣にいるわけ」


エース「ずっとだ」


リオ「死んどけ」


エース「一人は寂しいだろ?


それにあいつら歩くの速えーし、


話し相手は必要じゃないかと思ってな」


リオ「私は自分のペースで行くから大丈夫、


そして話し相手とか要らない


一人が寂しいと思った事は一度もない」


前を見ながらきっぱりとそう告げると


エースが溜息を付いたかと思うと前を見た


リオ「……それでも退かないわけ?」


エース「退く気はねえよ」


リオ「馬鹿」


ニカッと笑うエース


麦わらたちから少しずつ距離を取り始めてるっていうのに


それでもエースは私の歩くペースに合わせて


何も話はしないけど歩き続けた


リオ「…ねえ」


二人共無言だったし空気が重いとは思わなかった


けど私から話しかけると


エースは静かにん?と言った


リオ「……白髭のジジイ、元気?」


エース「え!?親父の事知ってんのか!?」


リオ「知らない人はいないと思うけど」



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