暁 〜小説投稿サイト〜
【ONEPIECE】捨てられた人魚は恋をする【七武海×海賊】
王女と皇帝、その仲は2
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は盗られてたら、の話だけど


ナミ「だってぇぇぇ!!!」


リオ「ていうかどうすんの


荷物なければ砂漠は越えられないんでしょ」


ビビ「えぇ…」


サンジ「三日分の食料と水を…!ルフィてめぇ!!!」


何で一大事な時にコイツらは喧嘩してんの……?


そしてエースといいビビといい剣士といい


他の奴らも諦めて水に流そうとか言ってるし


………訳分かんない


何でもかんでも水に流す事で、


本当に二人が…、


皆が納得するって思ってるの?


……私にはこの人たちの気持ちが分からない


分かりたくもない


何で…?


ねえ、何で全部を水に流そうなんて言えるの?


砂漠越えに一番必要な物を盗られて


もしかしたら明日にはこの中の誰かが死ぬかも知れないっていうのに


何で水に流して忘れようとか言えるの?


誰かが死んでも…それでも…水に流そうってまた、言えるの?


大切な物を沢山傷つけられて裏切られても…、


それでもそう言われたら、――――頷けるの?


エース「…どうした?」


リオ「!…」


ポンっと肩を叩かれた時に気づいて我に返ると


肩に乗っている手を退かした


リオ「…触んないで」


エース「おお怖い」


リオ「私にいちいち構ってる暇があったらさ、


あれをどうにかしてよ」


右手の親指を後ろに向け、


キョトンとした顔でエースや皆が


さっき鳥達を追って麦わらが走っていた方を見た時―――


「「うわああああああッッッッ」」


こっちに向かって全速力で走ってきてる麦わらとラクダ、


それから大きなトカゲが砂の中から姿を現した


「「でけぇぇ!!」」


ビビ「サンドラオオトカゲ!!!」


ウソップ「何だそりゃ!?」


ビビ「砂漠に住むトカゲでは最大級の爬虫類で!


普段は砂の中で獲物を待ってるのよ!!


鋭い鉤爪と尖った牙を持っててそれを使われる事は余りないわ――」


何かビビが少し焦りながらも早口で説明してくれてるけどさ


あっちはそんなのお構いなしにどんどんこっちへ来てるんだよね、


そしてもう一匹もこっちへ近付いてるんだよね


エース「本当にアイツはトラブルを呼ぶ天才だ」


サンジ「まっラクダはひとまず置いといて…」


ゾロ「どういう星の下に生まれたらトラブルを呼び込めるんだ!?」


あれだよね、


アラバスタに着くまでトラブル続きって事になるんだよね


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ