第六章
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は想定の範囲内よ」
図書室についてはこう述べる有美だった。
「というかこうなるようにしたかったのよ」
「あら、そうだったの」
「それはもう考えていたの」
「それとはまた別よ」
そしてあらためてこう言うのであった。同じ高校の生徒達の人ゴミの中で話す。今は彼女達も階段を昇っている。
「またね」
「じゃあ何なの?」
「それはね」
にこりとした笑みで皆に話すのであった。
「触れたことよ」
「触れたことって?」
「何がなの?」
「それ言わないといけないかしら」
何故かここで顔を少し赤らめさせて俯く有美だった。
「それも。やっぱり」
「やっぱりってここまで言ってね」
「言わないっていうのもないわよ」
「ねえ」
これが皆の意見であった。
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