二十四章 幕間劇
妾人数確認者の結菜と双葉
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の世界に降臨してから付き合いが長いからだ。
「付き合いは俺が降臨して、久遠の屋敷内で出会ったからな」
「その時は一礼をしていた後だったから、一真の容姿を見たら背中に金色の翼があったからとても驚いたわよ」
「そりゃ驚くかもしれんが、久遠以外で俺を信頼したのは結菜なんだけど?家老は抜き打ちで殺そうとしてきたのだから」
「あの頃が懐かしいわね」
「ふふっ」
「ん?どうしたんだ双葉」
「いえ・・・・。お二人とも、仲が良くて羨ましいです。私の時は大天使化の時に初めて旦那様の御姿を見ました」
そう言うが双葉もそうだろうに、双葉も結菜と同じように仲が良いと思っていると言ったら礼を言った後に結菜は久遠達とは上手くやっているかを俺に聞いてきた。
「上手くやっているが、その前に俺には本妻と側室がいるから優先度は違うぞ?結菜」
「そうだったわね。久遠ばっかり可愛がっているとか、一葉様のお相手ばかりしているとか、新しい妾にしか目が行ってないと言おうとしたけど無意味だと今気付いたわ。私も双葉様も久遠達と同じ愛妾だからなのか、優先度が違うと言われると気付かされるわあ」
「まあ本妻と他は主に船で、だから地上にいる間は久遠達を優先しているつもりだ。ただし妾がたくさんいるから、一人で相手よりも複数で相手をする方が最近多くなった」
そう言うと双葉も結菜も納得はしている、今は地上にいる間は俺に好意を持っている者達の相手をしているとな。そしたら小谷のが来た。
「あ、兄様」
「こんにちは、お兄ちゃん!」
「やあ。夕霧と薫も一緒なのかな?」
「でやがります」
眞琴と市が一緒なのはともかく、夕霧と薫も一緒というのは珍しい組み合わせだな。国持ちの妹と言う意味じゃ、同じ立場だと思うけど。
「うん。眞琴さんとお市ちゃんに、お兄ちゃんの妾の心構えを教えてもらってたの」
「妾としての序列は関係なくとも、順番としては市が結菜お姉ちゃんの次に先輩だからね!」
「まあそうかもな、市は元々眞琴の奥さんな訳だし」
愛妾は妾であって奥さんではないが、奥さん経験は久遠よりも長いからそういう意味としては納得できるところだ。ま、俺と奏だとダントツに一位かもしれないけど、奏と出会うまで例え女性隊員がいたとしても好意とか興味なかったと思う。奏と出会ってから桜花達みたいに逆プロポーズが増えた訳。
「市と薫ちゃんと結菜お姉ちゃんと双葉様で本来は側室四人のはずだけど、今は全員愛妾でも一応心構えをと思ってね!」
「あ、あの、市。僕も本来だと兄様の側室なんだけど・・・・・」
本来だったら六人かと思うくらいだ、夕霧も加えた事になっているのか物凄く慌てていたが国持ちの妹だとそうなるのかな?その前に神界での妹
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