第10話:ドローン軍団の攻撃
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イガンを倒すんだ。ガイガンはコンピュータ生命体だ。ハッカーが仲間にいたら役に立つ。」
するとサムは微笑んだ。
一人心当たりがいた。
「一人だけいいやつがいる、あいつが仕事を受け入れてくれるかどうかは微妙だが・・・。」
するとサムはケータイ電話の電話帳を開いた。
そして、ある男の名前を探した。
その男の名前は「フィル・へスター」だった。
サムは自分のマネージャーであり仲介業者であるフィルに頼もうとしていた。
その頃、アルゼンチンの別荘にいたフィルはTVをみて怯えていた。
フィルは昔から噂を聞いていた。
シンクレアと彼の関わっている組織について。
この世界を支配している「モナーク」、その筆頭株主にして裏の支配者でありアメリカ上院議員でもあるシンクレアは実質上、その資金力でアメリカはもとより途上国にさえ強い影響を及ぼしていた。
CIA時代の時に、同僚からある噂を聞いていた。
『シンクレアは裏も表も支配しようとしている、人工知能生命体を使って。』
その噂を彼は一蹴していたが、しだいに真実であるとわかった。
彼はとても知りたがりだった。
やがて、CIAのコンピューターをハッキングし、嫌味ばかりいう上司を恐喝してある事を知った。
「ガイガン・プロジェクト」
そのプロジェクトはガイガンというコンピューター生命体を通じて、ロボット兵士の群れを使い世界のあらゆる人間を恐怖でしばりつけ支配するというものだった。
今まで、モナークは常に歴史の闇に隠れていた。
だが、ついに彼らはガイガンを通じて表も裏も支配しようとしているのではないかと。
その筆頭たる存在がシンクレアだった。
元々、ガイガンはゴジラに対抗するために生み出されたサイボーグ怪獣だった。
ゴジラはCIAでは有名な伝説だった。
それに対抗するガイガンの存在もまた、有名であった。
人類誕生から地球に生きていた古代の恐竜の始祖であり、頂点捕食者の存在。
フィルはゴジラのことを知っていた。
そして、彼もほかの人間同様にゴジラに怯えていた。
ガイガンはそれに対抗するために、人類の最終手段として生み出されていた。
メカゴジラ、メカニコング、そしてガイガンとドローン、彼らを作り出す事でゴジラに対抗する。
そのためにGフォースは誕生した。
だが、彼はそれでも信じられなかった。
実際にもしも、この世界の支配者なら闇で隠れて暴利を貪ればいい。
表から支配するなどバカのやる事だ。
その後、CIAを解雇されその腹いせに上司の性的な弱みを握って資金と情報網を得て、彼は服役囚だった従兄弟を頼りに殺し屋組織を作り出した。
その後、ゴジラがアメリカに襲来した。
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