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Gフォース〜正義の行方〜
第10話:ドローン軍団の攻撃
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膝をつきフォードたちのほうに顔をよせた。
 
「ここから、早く離れよう。」

 フォードはそういおうと、背後を振り向いた。
 するとドローンたちがさらに、増えて傍に近づこうとしていた。
 その数はさらに増えていた。
 10体はいる。
 サムとユリはそれを恐怖の顔でみつめていた。
 
「さっきより増えてる、バレちまったんだ。」
 
 すると、さらに今度は空から何かがやってきた。
 90mほどの大きさがある飛行機。
 メカゴジラを補佐するガルーダだった。
 
「ビビアンが空気を読んでくれたんだな。」
 
 フォードはそういうと、それに反応するかのようにガルーダは彼らの近くに降りてきた。
 すると、ガルーダのコックピットは主人であるゴードンを招くように開いた。
 フォードたち4人はガルーダに乗り込むと、そのまま急発進をした。
 コックピットにユリが座ると、彼女はメカゴジラの背部にガルーダを近づけるとドッキングを行いスーパーメカゴジラに変化をした。
 230mのスーパーメカゴジラを囲むようにドローンたちは近づいてきていた。
 ふと、周囲をみつめれば10体でスーパーメカゴジラの体を囲んでいた。

「まずいな、逃げられない。」

 サムはそう漏らした。
 ダニエルはそのことを一番わかっていた。

「やるしかないな。」

 ダニエルは決意したかのように呟いた。
 するとドローンの1体が赤い掌を広げ、レーザーを放とうとしたその時だった。
 スーパーメカゴジラの口は光ると、白いレーザー光線を回転しながら周囲にいたドローンたちにあびせた。
 
「アブソリュート・ゼロ!!!!」

 ダニエルは勇ましく叫び、周囲にいた敵たちに向かってアブソリュートゼロを回転しながら浴びせた。
 ドローンたちはアブソリュートゼロを浴び、一気に凍るとその体を分解させていった。
 サムはふと、ダニエルの変わり果てた姿に呆然とした。

「俺のダニエルちゃんが・・・・。」

「あんたのダニエルじゃなくてあたしのダニエルよ。」

「俺のダニエルちゃんがむっちゃ強くなってる。」

「だからあたしのダニエルよ。」

 サムは茫然としダニエルの変貌した姿に唖然としていた。
 フォードは苦笑いをするとサムにこういった。

「もう俺たちの時代じゃあないんだ、彼のような若者の時代さ。」

「お前はまだ20代だろ・・・・。」

 サムはフォードの言葉にツッコミを入れた。
 そんな兄弟を無視してユリはダニエルにモニター上でキスを送った。
 ゴードンは自分の存在が忘れられてるんだなと思うと頭が痛くなった。

「これからどうする予定だ、フォード。」

「まずはGフォースの基地に戻ろう、それから人を集めてガ
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