第三章
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りの女の子達はここで彼女に合わせた。あえて彼を見ないでひそひそとした調子になったのだった。有美と世間話をしているふりをはじめたのだ。
その世間話のふりをしながら有美は右脚を立てる。すると半ズボンのところから脚が付け根まで見えるのであった。その白く奇麗な脚が。
「・・・・・・・・・」
「見たわよね、今」
「間違いないわ」
「表情一瞬だけれど変わったわ」
皆ほんの少しだけ彼を横目で見てから有美に答えた。
「あんたの脚ね」
「見てギクリ、ってなってたわよ」
「それで次はこれよ」
言葉を続けながらその立てている右脚のハイソックスをくるぶしの辺りまで下ろす。するとその白い脚がさらに露わになるのだった。当然脚の太股の付け根まで見せたままである。もう少しで半ズボンから下着が見えそうにまでなっていた。本当にギリギリであった。
「どうかしら」
「顔、強張ってるし」
「西園寺君顔が真っ赤よ」
「これで第二段階は終わりよ」
ニヤリと妖しく笑って言うのだった。
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