宇宙戦艦ヤマト異伝
人類の遺跡
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は地球光に照らされた地表で邀撃。
見事な跳躍力、左右に軽快な高速移動を披露する。
装甲機械化された甲殻貝獣、朱き鋏《レッド・クラブ》は侵入者に突進。
炸裂弾を放射線状に撒き散らし、退路を断つかと見えたが。
名操縦手は僅かな間隙を見切り、一気に接近。
衝撃波砲が閃き、巨大な鋏が砕け散る。
戦闘班は健脚に照準を変更、高速移動を封じるが赤き蟹は徹底抗戦。
四方八方に豪快な気円斬、輪状破壊光線を撒き散らす。
輝緑色の刃が輝き、ヤマト艦首を一刀両断の直前。
名操縦手は円と円の間隙を透り抜け、一気に距離を詰めた。
朱き鋏《レッド・クラブ》は衝撃波砲の連射に耐え切れず、大爆発。
魚型巨大戦艦の眷属から解放され、衛星は再び静寂に包まれた。
宇宙戦艦ヤマトは第4番目の戦場、月を突破。
人類発祥の惑星、地球《ダライアス》に飛んだ。
太陽系の第3惑星では地下洞窟と異なり、海底基地に拠る敵を強襲。
飛翔用携帯噴射機を操る装甲機械兵《コブラ》、空中機動隊7機が現れた。
続いて飛翔偵察車《エア・バイク》6機、仮面の操縦員達も疾駆。
基地の内部空間を跳躍、小型爆弾を撒き散らす。
機動力重視の遊撃手達が敵弾を避け、注意を惹き付ける常套手段は先刻承知。
後方で重火器を操る狙撃手、本命の待ち伏せ班を探す。
球型レーダー担当サーシャ、通信班長スターシャ姉妹が機械警官《ロボ・カップ》の集団を発見。
大口径の波動銃を撃ち捲くる直前、衝撃波砲で薙ぎ払い事無きを得た。
前進再開後に地球の守護神、空中飛行怪獣ガメラ類似の機械化魚類と遭遇。
強靭なる甲羅《ストロング・シェル》、装甲機械化された黄金色の亀は誘導弾を投射。
同時に背中から多弾頭ミサイル、5方向に拡散する赤色光弾も連射する。
巨大亀は弱点と思われる頭部を甲羅の内部に引っ込め、防御態勢に移行。
モルケックス装甲と同様、衝撃波砲《ショック・カノン》の直撃も効かぬ。
優雅に見えるが無駄の無い動作で波動爆雷、エネルギー奪取弾を避け瞬時に接近。
ヤマト舷側に強靭な甲羅が激突の寸前、名操縦手の奥義に呼吸を外された。
ヒス航海班長は敵の運動法則を見切り、至近距離に誘い込む絶妙の操縦手腕を披露。
予想の外れた機械亀の頭部が現れ、状況を確認する瞬間に衝撃波砲《ショック・カノン》を叩き込む。
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