暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpisodeV:
Usus, magnus vitae magister, multa docet
Epico1イリシアの耳に説教
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、あなたがご案内してあげて』

サウンドオンリーって表示されてるモニターから聞こえてきたウーノさんの返答。続いて『騎士イリス、そして八神家の諸君とアリシア君。顔を出せなくてすまないね。気を付けて帰ってくれたまえ』ドクターからの気遣いの言葉が届いた。お礼を言う前に通信が切れる。余程忙しいんやろうな。

「と、いうわけで、このクアットロが責任を以ってご案内、座標設定をしますぅ〜」

クアットロさんが眼鏡(度の入ってへん伊達らしい)をキラッ☆と光らせながらソファから立ち上がって、応接室の奥のスライドドアへと歩き出したからわたしらも続く。そんで大型トランスポーターが置かれてある部屋へ。

「じゃあ、はやて。明日は、すずかの家に集合ね♪」

「うん、了解や。制服用意で♪」

シャルちゃんと笑顔で親指を立て合って確認する。明日、わたしらチーム海鳴はすずかちゃんの家にお呼ばれして、わたしとルシル君とシャルちゃんの制服姿お披露目会ってゆう名目の元に集合する予定や。訓練校卒業すると、なのはちゃん達は4月から結構忙しなるからなぁ。一応は嘱託として融通が効くらしいけど。

「ルシル。あなたもちゃんと制服を持って来てね」

「どうせ明後日から登校なんだ。その時でいいじゃないか、写真撮りなんて」

「ダーメ。始業式の後、なのは達はミッドにすぐ行っちゃうし。ゆっくり集まれるのは明日だけになるかもだもん!」

「・・・ああ、判った」

ルシル君が渋々と言った感じで応じると、「んっ♪ じゃあ、はやて、みんな。また明日ね♪」まずはシャルちゃんと、「バイバーイ♪」アリシアちゃんがトランスポーターに入って、「それじゃ転送するわねぇ〜」クアットロさんが操作。手を振るシャルちゃんに手を振り返して、転送されたんを見送った。

「はやてちゃんとルシル君、それにイリスちゃんは、明後日から学校なのねぇ〜」

「はい、みんな同じ学校です」

「そう。それじゃああなた達やなのはちゃん達ともしばらく会えない日が続くのかしらねぇん。っと、設定完了、ポチッとな♪ はい、どーぞ」

「そうなりますね。シグナムとヴィータ、シャマルとザフィーラはこれまで通りですけど」

八神宅直通転送の準備が終わったところでわたしらもトランスポーターの中へ移動しつつ、シグナム達の利用がこれからも同じように続くことを伝えると、「お世話になります」シグナム達がクアットロさんに敬礼した。

「まぁ私も空けることが多いからぁ、そんなに会うこともないけど。運良く会えたらお茶休みに付き合ってもらいますねぇ♪」

小さく手を振ってくれるクアットロさんにわたしらも手を振り返した。

†††Sideはやて⇒イリス†††

4月5日の日曜日。待ちに待った学校生活を明日に控えた今日
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