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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpisodeV:
Usus, magnus vitae magister, multa docet
Epico1イリシアの耳に説教
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「あたしも! 良くしてもらってるし、退屈でもないしさ。だから気にしないでよ」

「もちろん私もですよ、はやてちゃん。この癒しの力と知識を役立たせることが出来る。これがどれだけ嬉しいことか♪」

遠慮やなくてホンマに心からそう言うてくれてる。それが解るから「おおきにな、みんな」わたしは笑顔でお礼を言えた。それからちょう今後のこと――わたしとルシル君が学校に通ってる間のみんなについてに話す。シグナムとヴィータとシャマルは、兼任部署での仕事を。そんでザフィーラは、シャマルと一緒に居ること。

「我が主の指示であれば従いますが、主の護衛は・・・?」

「大丈夫やよ、ザフィーラ。リインフォースも、ルシル君も居るし、な」

わたしの乗る車椅子を押してくれてるリインフォースと、背後に続いて来るルシル君へと目をやる。リインフォースは「この身命を賭してお守りします」って言うてくれて、ルシル君は「はやてはもちろん、リインフォースも俺が守るよ」って微笑んでくれた。

「ま、ルシルが側に居てくれりゃそんなに心配することもないっか」

「ルシル君。はやてちゃんとリインフォースのこと、しっかり守って頂戴ね」

「ああ、任された。だからシャマルもシグナムもヴィータもザフィーラも、安心してくれ」

ルシル君の力強い言葉に、わたしは顔が、胸の奥が熱くなるのを自覚する。シグナム達も安心したって表情やし。わたしら八神家がほのぼのしながら廊下を進んでると、「ちょっとー! 置いてくなんてひど〜い!」背後から声を掛けられた。振り向いてみれば、「シャルちゃん!」と「わたし達もー!」アリシアちゃんが居った。

「一緒に帰ろうって思ってオフィスに行ってみれば、すでに帰ったって聞いてさ!」

「まぁ連絡入れておかなかったわたし達も悪いとは思うけど」

「あー、ごめんなぁ、シャルちゃん、アリシアちゃん」

息を切らして駆け寄って来たシャルちゃんの着てる制服は青色。次元航行部の制服やな。砕け得ぬ闇事件解決後からこっち、シャルちゃんはクロノ君の補佐として別の世界へと出張してた。
そんで遅れて早足で来たアリシアちゃんも青制服を着てる。砕け得ぬ闇事件のすぐあとに管理局に入局して、アースラのブリッジスタッフ見習いとして乗艦。そして、フェイトちゃんが将来執務官になるって信じて、執務官補佐の資格を取ろうと勉強中。
そんな2人を乗せたアースラが今日帰って来るとは一応聞いてたけど、オフィスに来るとは思ってもへんかったから・・・って、そこまで思うた時、ルシル君、の存在が脳裏に浮かんで納得。ルシル君に逢いに来たんやなぁ。そやけど負けへんよ。

「とりあえず、おかえり、シャル。アリシアも」

「ただいまー」

「うんっ♪ ただいま、ルシル〜?」

満面の笑顔にな
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