暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpisodeV:
Usus, magnus vitae magister, multa docet
Epico1イリシアの耳に説教
[2/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ョートヘアを揺らしながら作業中のモニターから顔を上げてくれて、「はい。ご苦労様です」綺麗な空色の瞳をわたしらの差し出したディスクに向けた。
「・・・少しずつだけど作業時間も早くなっているし、凡ミスも少なってきた・・・、良い成長よ」
「「「「「はいっ!」」」」」
ディスクを受け取ってくれたガアプ課長に強く頷いて応える。ガアプ課長がわたしらの報告書に目を通して確認してる中、わたしらはじっと佇んで(わたしだけ車椅子で座ってるけど)待つ。ガアプ課長はただ無言でわたしらの報告書が映るモニターを眺める。
ガアプ課長は優しいけど、仕事となるとやっぱり厳しくて、ミスにはホンマに容赦ない。いくら9歳であっても本気で怒られる。そやけど、「うん。みんなバッチリね。ミスも無し。ご苦労様!」直し無しの一発OKが出てくれた。わたしらみんな、笑顔を向け合って労い合う。
「それじゃあ今日は終業ということで。ご苦労様でした」
「「「「「「お疲れ様でした! お先に失礼します!」」」」」」
椅子から立ち上って敬礼してくれたガアプ課長にわたしらも敬礼返し。踵を返して、ガアプ課長のデスクから廊下へと続くスライドドアへと向かう。今オフィスに居るんはわたしらとガアプ課長だけ。他の先輩方はお仕事中や。
「おつでーす!」
「「お疲れ様です」」
目の前のドアが開いて、3人の先輩方が入って来た。1人は、テレサ・テレメトリー一等空士。ミルキーホワイトの長い髪をお下げにした、わたしとルシル君と一番歳が近い12歳。
1人は、エリザヴェータ・テルアウンチェア一等陸尉。翡翠色のロングストレートの髪が目立つ、テルアウンチェアカンパニーってゆう会社のご令嬢さん。そやけど、高圧的な態度やない。まるですずかちゃんやアリサちゃんのような感じやな。わたしらを含めた同課員からは、リーリャ、って呼ばれてる。
そんで最後に、テレジア・エイルプス准空尉。緋色のセミロングの髪をオールバックにしてカチューシャで固定。ご家族や親戚の人たちみんなが管理局員ってすごい家系の生まれ。
「お? はやて達は上がり?」
「はい、そうです」
八神家の代表としてわたしがテレサ先輩(階級やなくて先輩って付けるように言われたから)に答えた。すると「そっか。お疲れ様〜♪ また明日ね〜♪」テレサ先輩は、ルシル君がようやる頭なでなでを、わたしとルシル君、ヴィータにしてくれた。テレサ先輩は、どうやらお姉さん振りたいってことらしいって、テレジア准尉が以前そう教えてくれた。
「気を付けて帰りなさい、お疲れ様でした」
テレジア准尉の敬礼に、「お先に失礼します!」わたしらも敬礼返し。そんで最後に「そう言えば、近々ちょっと寂しくなるのよね」リーリャ一尉が陰りのある寂しそうな微笑みを見せてくれた。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ