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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
EpisodeV:
Usus, magnus vitae magister, multa docet
Epico1イリシアの耳に説教
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†††Sideはやて†††
“闇の書”事件・“砕け得ぬ闇”事件も無事に終わって、今日は4月4日。わたしら八神家は今、本局・特別技能捜査課のオフィスに居る。ついさっきまで特別捜査官として、第31管理世界デラルーシってゆう世界で魔導犯罪者8人を逮捕、連行、そんで事情聴取を終えたばかり。そんで今は、上司のガアプ一佐への報告書や調書の作成をやってて、「終わったぁ・・・」ようやく終えた。
「お疲れ様です、主はやて」
「うん、おおきにな。リインフォース。いつも手伝ってくれて感謝や♪」
「いいえ。私はあなたのサポートがお仕事ですし。そういう私も慣れてはいないですから、失敗もありますけど・・・」
わたしに与えられた専用デスクには、わたしのデバイスやって登録されてるリインフォースの椅子も備え付けられてる。そんで、リインフォース(正式な局員やないけど制服着用中)が横から助言をしてくれるから、「そんなことあらへんよ。わたし1人やと余計に酷なるし」提出できるレベルの書類が作れる。わたしひとりやと提出できひん。そやからリインフォースの助けはホンマに助かってる。
「お疲れ様、はやて、リインフォース」
わたしと同じように管理局の制服を着たルシル君から労いの言葉を掛けられたから、「ん。ルシル君もお疲れ様や」わたしも、「お疲れ様」リインフォースもそう返す。わたしだけやなくてルシル君たちも書類作成をする。
空間モニターみたいなキーボードの操作はこの3ヵ月の研修で慣れてきたんやけど、書類作成なんて、研修を始めてから3ヵ月経ってもまだまだや。主であるわたしがしっかりせなアカンのに、仕事は遅い、ミスは多い、独りやと何も出来ひん。ひどい三連コンボや。
「ルシル君はもう終わったん・・・?」
「ああ。これから提出だ」
ルシル君は、わたしらの誰よりも書類作成の時間が早くて、シグナムやヴィータ、シャマルの書類作成も手伝う。もちろんわたしのことも手伝ってくれる。その仕事の早さは、先輩方にも引けを取らへん。同じ時期に研修を始めたはずやのに、一歩も二歩も、ううん、十歩くらい引き離されてる。やっぱりわたしが休みん時にも色々と研修を受けてたからやろうなぁ〜。
「はやて、リインフォース! 書類できた?」
「共に提出しに行きませんか?」
ヴィータとシャマルに「うんっ」頷き返す。椅子からデスク側に折り畳んで置いてる車椅子に移って、「私が押しますね」リインフォースに車椅子を押してもらって特別技能捜査課の課長、クー・ガアプ一佐のデスクへ八神家勢揃いで向かう。
「「「「「ガアプ課長。報告書の確認をお願いします!」」」」」
わたしとルシル君、シグナムとヴィータとシャマルは、報告書のデータが入ったディスクを差し出す。ガアプ課長はサラサラな黒のシ
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