暁 〜小説投稿サイト〜
鎧虫戦記-バグレイダース-
第20話 頑張れば中国人でもかめ○め破が撃てる
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ンは腹部を押さえたまま訊いた。

?何で俺に攻撃できるんだ‥‥‥‥‥‥?

雨は見下ろしたまま答えた。

「私の″超技術″は精神に話しかける能力。
 あなたがさっき私に憑依した時、もしかしてわかったんじゃありませんか?」

ディーンはあまりの苦しさに身を捩らせながら言った。

?そうか‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥脳波を直接相手の脳内に発信する能力。
 これを強力にして使えば、相手の精神に直接攻撃できるってわけか?

雨は顔を変えずに言った。

「そう、あなたの身体は今、脳波と同じ電気信号で出来ています。
 なので、私の脳波を直接あなたに打ち込めば多少ダメージになるかと思って
 やってみたら‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥効いたというわけです」
?う‥‥‥‥ぐ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥?

ディーンはそのままうずくまり、動かなくなった。

「豪さん!!」

雨は大きな繭に駆け寄った。
繭はうごめいてはいるが、意志があるようには見えなかった。

「豪さん!起きてください!!」

雨は繭を必死に揺らしながら言った。しかし、返答はなかった。

「そんな‥‥‥‥‥‥‥どうして?」

雨は繭を見ながら考えていたが、このままでは豪が危ないと思い
繭を破いていくという強行手段に出ようとした。 その時―――――――――

 メキッ!!

「うぐっ‥‥‥‥‥‥‥」

繭に何か異変が起き始めた。中から豪のうめき声が聞こえた。

 メキメキッ!!

「い、一体何が起こってるの?」

雨には目の前で何が起きているのか理解できなかった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ