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大陸の妖精
妖精の尻尾vs幽鬼の支配者
幽鬼の支配者
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ーよ、あんな奴ら」


エルザ「いや・・・実際に争えば潰し合いは必至・・・戦力は均衡している」



「マスター・マカロフと互角の魔力をもつと言われている聖十大魔道のマスター・ジョゼ」


「そして向こうでのS級魔導士にあたるエレメント4」


「一番やっかいだとされるのが『黒鉄のガジル』、今回のギルド強襲の犯人と思われる男・・・『鉄の滅竜魔導士』だ」



ルーシィ「滅竜魔導士!!!?ナ・・・ナツ以外にもいたんだ・・・」


アルト「炎の滅竜魔導士は炎を食べるって事は・・・ガジルって奴は鉄を食べるって事になるんだよな・・・」


ルーシィ「う・・・うそぉ・・・」


鉄を食べると聞いて顔を青くするルーシィ



エルザ「まぁ、ともかく考えても仕方ない・・・今回は仲間全員が無事だっただけ良しとしよう」


ナツ「納得いかねえ・・・」


ナツは相変わらず不貞腐れていた



アルト「じゃあ、今日は全員同じ部屋で寝るって事で・・・おやすみ」


エルザ「そうだな、おやすみ」


こうして、アルトたちは全員床に就いたのであった










翌日


マグノリアの街、南口公園


いつもは人気のない公園だが、今日に限って何故か大きなひとだかりが出来ている



エルザ「すまん通してくれ、ギルドの者だ」


グレイ「!!!」


ルーシィ「う・・・」


ナツ「ぐっ・・・!!!」


アルト「・・・・・」


公園にかけつけたアルトたちが怒りに身を震わせる


そこで目にしたものとは、公園の巨木に鉄で縛られ磔にされたレビィたちの姿だった



ルーシィ「レビィちゃん・・・」


グレイ「ジェット!!ドロイ!!」


ボロボロのレビィたちの姿を見たルーシィが目に涙を浮かべている


ナツとエルザは言葉にならないほど怒り、その場に固まっている



その時、巨木に縛り付けられていたレビィの身体が地面に落ちる



グレイ「やべぇ!落ちるぞ!!」


ルーシィ「レビィちゃん!!」


しかしアルトが落ちてきたレビィの身体を抱きとめ、地面への激突を避けた



アルト「・・・・・」


アルトが傷ついたレビィの身体をじっと見据える



アルト「すぐにマスターに連絡をとれ・・・建物ならまだしも、仲間がこんな目に会ったっていうのに黙ってられねェ・・・」


そう言ったアルトは魔力を一気に放出する


するとアルトの立っていた地面が割れ、顔には青筋がくっきりと浮かんでいた




アルト「戦争だ」ゴオオオ
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