第四話 ブレイブテイマー
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かせる。
賢も穏やかな笑みを浮かべて動物達を見遣る。
賢「はやて、向こうにパンダがいるから見に行こう。」
はやて「うん!!」
賢とはやてはパンダがいる場所に向かう。
はやて「賢兄、あれ可愛いな〜」
賢「うん。」
賢とはやての視線は笹を食べているパンダに向けられる。
笹を食べている姿はとても愛らしい。
はやて「賢兄、今日はほんまにありがとう。」
賢「はやて?」
はやて「私、今日のこと絶対に忘れへん。」
賢「はやて…僕も今日のことは絶対に忘れないよ。」
はやて「…うん。」
賢とはやてが互いを見合って微笑んだ時、何処からか爆発が発生した。
はやて「な、何や!?」
賢「とにかく、ここから離れよう!!」
賢ははやての車椅子を押して、入り口に避難する。
はやて「賢兄、一体何が起こってるんやろう…?」
賢「分からない…」
賢が辺りを見回すと、女性が女の子の名前を叫んでいた。
「舞ー!?舞ー!?」
賢「どうしたんですか!?」
「む、娘がいないの…もしかして、逸れたんじゃ…」
賢「何だって!?」
賢は爆音が鳴り響く、動物園を見遣り、動物園内に戻った。
はやて「賢兄!?」
賢「直ぐに戻るから、はやては此処で待っているんだ!!」
賢は園内に入ると、逸れた子供を探す。
賢「何処にいるんだ…何処に…」
「ママァ〜〜〜!!」
賢「あそこか!!」
泣き声に反応し、泣き声がした方向に向かう。
そこには母親と逸れて泣きじゃくる女の子がいた。
女の子の元に駆け寄ろうとした時、空から炎が降ってきた。
賢「っ!!あれは!?」
上を見上げればそこにはバードラモンに酷似したデジモン、セーバードラモン。
この世界には存在しないはずの存在がこの場にいることに目を見開いた。
しかし、何とかしなければと、賢はD-3からワームモンを出す。
ワームモン[賢ちゃん!!]
賢「ワームモン、進化だ!!」
ワームモン[ワームモン進化!スティングモン!!]
成熟期に進化すると、スティングモンは昆虫型デジモンの高いスピードを活かしてセーバードラモンに肉薄する。
セーバードラモンは翼を羽ばたかせ、炎の羽根をスティングモンに喰らわせようとするが、スティングモンは軽やかにそれをかわしてセーバードラモンの顎に蹴りを入れる。
ワームモンは進化する前は弱いが、進化すると高い戦闘力を誇るデジモンに進
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