第四話 ブレイブテイマー
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」
少し離れた場所から、遼とドルモンが現れた。
大輔「またデジモン…」
遼「お前らジュエルシードが欲しいんだろ?だったら俺達の手持ちのジュエルシードを一個やるし、今回はここから消えるから見逃してくれないか?」
なのは「遼さん!?」
大輔「……」
遼「どうだ?」
大輔「…まあ、いいぜ。ジュエルシードが手に入るし、お前らも邪魔しないってんなら」
遼「ほら」
遼から手渡されたジュエルシード。
そして遼の口からとんでもない内容を聞いた。
遼「お前も大変だな。異世界にまで来て」
大輔「っ!?おい、あんた!!」
遼「俺は秋山遼。お前と似たようなもんだ。それから久しぶりだなブイモン」
ブイモン[え?]
遼「お前は覚えてないだろうけど、もしかしたら別個体かもしれないけどな。また会えて嬉しかったぜ。またな」
そう言って、なのは達と共にこの場を去った遼達。
釈然としない何かを感じながらも、大輔はジュエルシードを持って、フェイト達の元に戻る。
大輔「フェイト」
フェイト「大輔?それ…どうしたの?」
大輔「ああ、なのはと戦って手に入れたんだよ」
アルフ「ああ、あいつかい?折角警告してやったのに」
大輔「あれは警告じゃなくて誰が何と言おうと脅しだ。なのはの奴は才能はあるけど実戦慣れしてないようだった。このまま実戦を重ねて行けばもっと伸びるかもな。」
フェイト「そう…それも封印しておくね」
大輔「ああ、頼む。」
大輔はなのはから手に入れたジュエルシードをフェイトに渡す。
アルフ「1日でジュエルシードを2つゲット!!ツイてるね〜」
大輔「早く帰って飯だな」
ブイモン[早く帰ろう!!今すぐ!!]
ブイモンに促され、大輔達は帰路に着くのだった。
そして時は大分前に戻り、賢は八神家の玄関前ではやてを待っていた。
賢「はやて、遅いな…」
賢がはやての準備に掛かる時間に首を傾げた。
その時、恰幅のよいおばさんが八神家の前を通り、賢と目が合った。
「あら?もしかして、はやてちゃんのお友達?」
賢「え?あ、はい。そうです。」
「(あらあら、綺麗な子!!)」
賢を一目見て思った感想である。
中性的な顔に黒く艶やかな髪、目付きは少々鋭いが優しさに満ちた瞳、そしてスポーツでもやっていたのだろうひ弱さは感じさせない整った体躯の少年に恰幅のいいおばさんは目を輝かせた。
「(はやてちゃんの彼氏かしら?中々いいじゃない。)」
賢「あの…」
「ああ、ごめんなさい。あなたはこれからはやてちゃんと出掛ける
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