二十四章 幕間劇
エーリカについて考え事×一真隊愛妾連合との膝枕交換
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「ころちゃんも膝枕、一度やっといた方がいいよ。今まで凄く損している気がする・・・・」
「そ、そんなに!?あとで替わってよ、ひよ」
「ああ・・・・なんでこれ、今までやらなかったんだろう・・・・。尾張に居た頃だったら、私ところちゃんと詩乃ちゃんの三人でやり放題だったのに・・・・」
「全くです。過去の私がどれほど先見の明がなかったか、呆れ果てて物も言えませんね」
そう言うともう戦いとかどうでもいいとか言い始めたひよだった、それに確かに初期の頃だったらやり放題だったけどあの時は愛妾というより部下だったのだからな。しょうがないと言えばしょうがないと言うべきだが、一真隊筆頭の言葉とは言えないと言っていた梅だった。慕っているという気持ちは理解しているが、戦いが終わらなければ平和は来ないとも言う。梅は俺への愛情表現の形として考えていたそうだが、そういう軟弱な気持ちで考えてもいいんじゃねえのと思ってしまうほどだ。
「じゃあ梅ちゃんもやってみなよ」
「ええ、受けて立ちましょう!」
「ころちゃん、先に梅ちゃんでいい?」
「それはいいけど・・・・」
確かここにいる人数は十人以上いるから、しばらくは膝枕を体験しときたいのかな。さっきと同じようにそっと抱え上げられてから、入れ替わりで乗せられたのはひよや詩乃よりも一回り大きいから梅か?まあこういうのは紫苑や桔梗みたいな膝枕を表現するのであれば、肉感的な太ももとでも言うべきかな。梅とひよや詩乃では体格は違くないけど、こうやって代わりばんこすれば誰の膝か分かる気がする。
『隊長の膝枕は私達が担当なのですけど、今回はひよさんたちに任せます』
『たまにはそうさせた方が良いと思うぞ沙紀』
『いいないいな〜、ご主人様との膝枕』
『私達の出番でもありますが、たまには私達よりもこの世界で出会った愛妾たちに任せた方がよろしいかと。吉音さんはまた今度やればいいのよ』
『僕たちの出番は、この世界から拠点に戻ってからにしようよラウラ』
そう言いながら側室である桃香、詠美、シャルであったけど、各チームの代表が言っていたが桃香達の出番は拠点に戻ってからしようなと言うか今度船に戻った時になと二つ言ったら、返事は保留となったけど。
「こ、これは・・・・」
ひよから梅になったのか、膝と反対側の頭にちらちらと触られる柔らかい感触があったがこれは何だ?
「どう?梅ちゃん」
「膝枕って・・・・こんなにドキドキするものですの・・・・?」
呟いてから、僅かに身を屈めたんだろうか。耳元に触られる感触はより一層強くなったが、もしかして胸が当たっているのか。
「幸せでしょー?」
「し、幸せというか・・・・このままずっとしていたいという気持ちがひしひ
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