二十四章 幕間劇
エーリカについて考え事×一真隊愛妾連合との膝枕交換
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「もう・・・・。ハニーったら、私と詩乃さんを間違えるだなんて、ひどいですわ」
「左右の区別も付かなかったくらいお疲れだったのでしょう、最近は特に地上・戦艦・神界を行き来していると聞いていますから。何もしていないと聞いていますが」
「久遠様達四人とやり合えるならまだしも、正室・側室・愛妾を相手にしていたのなら余程の体力が必要とされてます」
「そうだね。一真様は身分なんて全然気にしていないと言ってたけど、人間なら私達みたいな平民出だっていうし。神様としてなら、将軍と同じくらいだったはずです」
「武門は理解はしていても、仕来りが分からず仕舞いで苦労する事も多くなったのでしょう。恐らくこの世界に降臨されてからだと思われます」
そう言っていたが、まあそうだろうな。現代の仕来りならまだしも戦国時代の仕来りなんか知るかと言いたいぐらいだ。三国志の時も苦労したが、そこはゼロや努力で何とかなったからな。それにその時も神を名乗っていたけど、拠点に行く前だったから力も剣術とか銃の腕だけだった。綾那は俺の寝顔を見たのか、幸せそうにして寝ていると言っていた。そしたら綾那が触ってくるから、声を出したけど。
「ほら、触らないの。一真様が起きちゃうでしょ」
「うぅ・・・・だったら、見るだけにするです」
「一真、かわいいのー」
「こうして静かに眠っていれば人の子なのですので、可愛げもあるのですけど。戦闘時とはまるで違います」
「そりゃそうだよ・・・・。一真様はいざ戦闘になれば、表情も代わって自ら前線に赴きますからね。あとはこれ以上恋敵を増やさないでと思いたいのですが」
「一真様から誑し込まれたというより、私達自身が自然に好きになったからですよ」
俺は一切誑してないからか、桃香や華琳、それに雪蓮も自然に俺を好きになってしまったなと言ってたな。あの男嫌いの桂花でさえ、俺と出会い、戦い、一緒に策を考えていたらいつの間にか俺限定で好きになったと言ってたのが一番の驚きだったな。魏軍の元覇王であったのに俺らと一緒に暮らす事になってからは、料理を一緒に研究したりしていた。
「詩乃ちゃんがそう言うの、珍しいね」
「寝ている間だけは好きに言ってもバチは当たりませんよ。何しろ一真様は神様でもありますから、他が聞いたとしてもこうやって素直に言えるのはこういう時ぐらいですから」
「ふふっ。そうだね」
「・・・・さて。一真様も寝入ったようですし、誰か膝枕を代わって頂けませんか?」
「いいんですの?」
「ええ。本音を言えば独り占めしたくはありますが、ここにいる皆で公平にした方が楽しいでしょうし・・・・眠っている一真様を別の角度から見たいという気持ちもありますからね。それにここで好機を失えば、船にいるはずの沙紀さ
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