二十四章 幕間劇
エーリカについて考え事×一真隊愛妾連合との膝枕交換
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。戦いがなくなったら、もっともっとゆっくりできるだろうしね」
いや、戦いが無くなったら俺が困る。半分戦闘狂なのか、模擬戦をしまくると思うと雫もしてみたいと言ってきた。もしかして全員一回はすんの?雫はもう少し鞠がしてて言いと言うと「一真。ゆっくり、寝て良いの」というボイスを聞いた俺はかわいいと思いながらだった。俺は赤ん坊か?とツッコみたくもなる。
「一真・・・・」
鞠は母親気分という体験コースだな、これは。耳元に子守唄も背中をゆったりとしたリズムで叩く小さな手も心地がよかった、本当に赤ん坊のような気分となった。紫苑達から嫉妬ありそうと思ったが、実際そうだしなーと思いながら完全に寝てしまった俺であった。
「すぅ・・・・・・」
「ふふっ。一真、また寝ちゃったの」
「え?やっぱりお兄ちゃん、起きてたの?」
「あら、気付いてませんでしたの?」
「え、あ・・・・いや、もちろん気付いてたけど?」
「一真様は熟睡されても、精神体となった一真様は私達の会話を聞いていたと思われます。まあ私達ももう少しこうしていたかったですし・・・・」
「・・・・だねぇ」
「本当に、この時間が続けばいいのにね・・・・」
「もうすぐ終わりますから。それからは、きっと大丈夫ですよ」
「そうですね・・・・」
「雫。替わってあげようか?」
「いいえ。一真様がもう少し寝入るまで・・・・」
「一真、いる?」
「あ、結菜様」
「・・・・ああ。寝てるんだ」
「最近は特にお疲れのようですから、それに船や神界やらの行き来でだいぶお疲れのようでしたので」
「そりゃ、奏様や桃香さん達の相手をしているし久遠や一葉様達の相手もされているから。いくら神様でも気疲れはするでしょ」
「一真様に御用でしたら、お起こしましょうか?」
「いいわ。別に急ぎの用でもないし、そのまま寝かせておいてあげて」
「・・・・ありがとうございます、結菜様」
「いいわよ、私や久遠もあなた達と同じ愛妾なんだから。それじゃ、一真の事、よろしくね」
「はいっ。お任せ下さい!」
そうして結菜が去った後は、ホントの熟睡モードとなった。そんで起きた頃にはいつの間にか船の自室にいたから、どうなっているんだと思ったら翼が勝手に展開してそのまま飛んで行ってしまったようで。船まで寝ながらだったので桃香達や吉音達に箒達もそれぞれキスや膝枕をした後に、大人代表である紫苑にここまで運ばれたそうだ。そしてそのまま紫苑と添い寝をしてしまってから、紫苑はおはようのキスをしてから船での仕事を始めたのだった。
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