暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第三話 それぞれの時間
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犬か?」
アルフ「違う!!狼だ!!」
大輔「ドッグフードを嬉々として食ってる奴が狼って言っても説得力がねえんだよ!!」
フェイト「?」
ブイモン[なあ、アルフ。それ美味いのか?]
アルフ「ああ、中々イケるよ」
ブイモン[じゃあ俺にも…]
大輔「食うな馬鹿!!とにかく…明日の飯は俺が作る!!」































大輔達が賑やかな夕食を過ごしている中、賢とワームモンも夕食にありついていた。
賢、ワームモン「[頂きます]」
賢とワームモンが手を合わせてはやてお手製の夕食を口に運ぶ。
蛸の形に切ったウインナーを咀嚼する。
賢「………」
はやて「ど、どうや?」
不安そうに賢の反応を待つはやて。
賢「美味しい…」
はやて「へ?」
賢「これ美味しいよはやて!!」
はやて「ほ、ほんまに!?ワームモンは?」
ワームモン[うん、凄く美味しい!!おかわりしたい!!]
はやて「よかったわあ…それにしてもワームモンみたいな生き物なんているんやなあ…最初は芋虫が喋ったかと思ったんやで?」
賢「まあ、普通に暮らしていればワームモンみたいな生き物には会わないよね普通。」
はやて「賢兄、デジタルワールドってどないな世界なんや?」
賢「そうだね、ワームモンみたいなデジモンもいるし、可愛い奴や大きい奴や汚い奴。」
はやて「き、汚い?」
賢「…聞きたい?」
何故か賢から凄まじい威圧感が放たれているため、はやては首を横に振る。
どうやら聞いてはいけないことだと悟ったようだ。
賢「…さて、明日はどうするかな…?まず明日はこの街のことを覚えないと…」
はやて「なあ、賢兄?」
賢「ん?何?」
はやてに話し掛けられた賢は思考を中断して、はやての方に意識を向ける。
はやて「あ、あのな。賢兄、明日の昼。私と一緒に動物園に行かへん?」
賢「動物園?」
はやて「うん。この前福引きで手に入れたんよ。私1人で行ってもつまらへんから…」
賢「…そう。それじゃあ、行こうか。」
はやて「うん!!」
賢は優しげな笑みを浮かべてはやての頭を撫でるのだった。






























大輔「なあ、アルフ。風呂使わせてもらうぞ?」
アルフ「ん〜?ああ、いいよ別に」
寝ぼけているアルフが答える。
大輔は風呂場に向かった。
数分後、フェイトが着替えを持ってリビングにやって来た。
フェイト「それじゃあ私、お風呂入って来るね」
アルフ「うん〜」
まだ寝ぼけているアルフが深く考えずに答えた。
これが災いを齎すとは知らずに。
ブイモン[なあ、アルフ。今は大
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