Act_1 《花の剣士》
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
りそうな、平凡な、桃色に染まる花
それがコサージュのように、男の手から、アスナの髪へと移った
いつものやり取り──
平凡な日常
何気ない会話
──数こそ減ったけど
アスナは、自分の髪に留まったコサージュを触る
会話は滅多に出来ない
こうやって顔を会わせる事だって珍しい
あの日、なぜか騎士団を去った彼
でも、その心のありようだけはどれだけの月日が経過しようと変わる事は無かった
「ありがとう」
微笑むアスナを軽く見やり、フードの男は踵を返す
最後に、クラディールの"左腕"に視線を這わせながら──
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ