スリーピング・ナイツ
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まん」
「……そう」
すると、ミヤビはドアを壊して帰った。……これで修繕費また掛かる。
「……あやつ、中々に壮絶な人生を歩んでおるのぉ……」
オッサンが言う。
「オッサン……いや、オーディン。解るか?」
「ああ。じゃがしかし……その根源は底知れん。ダークネスウイング、もしもの時は助けになってやれ」
「アイツに助けがいるのは本当に参ってる時だけだよ。それに、常に心配してるのはミヤビと、彼女だけさ」
俺はそう言うと、グングニルを取り出して言う。
「ホレ、さっさと帰れって」
「レプリカを作るまでに至るとはのぅ……まぁ、用はさっきの話だけじゃからな。あやつとは、よく考えて元となる能力を決めるが良い。では……去らば!!」
オッサンはそう言うと、愛馬スレイブニルを駆って天界に戻っていった。
「……力、か」
俺は一部を漆黒の闇として変化させると、すぐに四散した。
「……俺にとって、必要になる力」
俺はそう呟くと、階段を降りてリビングに入る。ミヤビは怒ってるだろうけど……まぁ、甘んじて受けるしかない。これが、黒鉄翔夜と言う存在だから。
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