断罪の復讐劇
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「………止めとくよ」
トボトボとラケットをもとあった場所へと戻し、
テニスコートを出ていった葉山。
ギャラリー達も、それに続いて撤退していく。
「戸塚、時間は少ないが、少しだけでも練習しよう」
「あ、うん!」
俺は戸塚に提案し、ラケットを手渡した。
「お前、良かったのか?」
「何が?」
「いや、あんなことしたらまた虐めに合うんじゃ…」
「比企谷。
俺は今まで虐めてきた奴らを返り討ちや逆襲で方をつけてきた。
そして今日、長年の復讐も遂げることができたんだよ。
少々物足りなかったけど」
「それって…まさか」
「おう、葉山隼人は俺の中学時代の虐めっ子だ」
その時、優しい風が吹いた気がした。
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