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インフィニット・ストラトス大和の戦い
11話
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俺のは天災科学者に作ってもらった」

束さんにダメもとで頼んでみたら『天才の私に不可能はないのだ』といわれて半日ほどで届いた。

「才字違う気がするけど?」

「気にしてはだめなんだぜ」

予備鈴が鳴り全員が席に付いたころ千冬さんと山田先生が入ってきた

「諸君、おはよう。」

『おはようございます!』

数分後千冬さんは教壇に登って挨拶と共に連絡事項を述べた。

いよいよISを使った実際の訓練を始めることを生徒たちに伝えた。

「私からは以上だ。では、山田先生。ホームルームを」

「は、はい。」

山田先生は何やらドアに手招きをしている。

「皆さん、おはようございます。今日はまずサプライズが。」

山田先生の言葉は間を空けて生徒たちの好奇心を増幅させた。

「なんと、今日は転校生2人を紹介します!」

『えええええ!?』

教室がざわめきで揺れる。と、そこへ千冬さんが教師用の机を出席簿でバシンッと叩く。

「だまれ!まだ話の途中だ。」

生徒たちはピタリと止まった。

「では、デュノア、ボーデヴィッヒ。入ってこい。」

千冬さんに呼ばれた二人の転校生が教室に入ってきた。

「……ッ」

一人は金髪。もう一人はキレイな銀髪を靡かせて教壇に立った。

直後、教室が固まった。

「シャルル・デュノアです。よろしくね?」

なんであなたが……

その少年の柔らかな微笑みは寸分狂わず少女たちのハートを打ち抜いた。

「フランスから来ました。日本については予備知識くらいしか持ち合わせていないんですが……よろしくお願いします。」

次に左目に軍用の眼帯を着けた銀髪少女が喋った。

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。皆、教導くらいなら付き合ってやろう。」

そんな言い回しに加えて少女は言葉を綴る。

「ドイツから来た。日本文化については予習程度なら済ましている。仲良くしてくれればありがたいが……よろしく頼む。ちなみに趣味は―――」

「ンンッ!ボーデヴィッヒ、そのへんでいい。」

わざとらしい咳払いでラウラと名乗った少女の言葉を千冬さんが遮った。

「了解です、教官。」

「教官は止せ。もうお前の上官ではないだろう?」

「はい……失礼しました織斑教諭。」

「さて、諸君。授業を―――」

『きゃあぁぁぁ〜ッ!』

突如として教室が黄色い叫び声に震えた。

「え、ええ!?」

怯えるシャルル……無理も無いよね。

テンションがMAXになった女子に敵う生物は例外を除いて存在しない。

「男子!3人目の男子!」

「しかもうちのクラス!」

「地球に感謝、太陽に感謝だァァァッ!!」

うるさい奴らだ
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