暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十四章 幕間劇
三若との水遊び
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、むっつりだね」

「だ、誰がむっつりだ!」

「和奏/和奏ちん」

またこれかと言いながらも、俺は三人の着替えを見ずに後ろを向いている。それともし水からの攻撃を喰らったとしても、水の壁でガードするようにしている。ここにいる水の精霊達のお陰かもと思いながら、やり取りのまま三人は小川を走って行った。

「行くぞ、犬子!てぇ〜〜い!」

「なんの!こっちも負けないんだから!てりゃぁぁ!」

「どっちも、やれやれー」

まだ肌寒さである陽気ではあるが、思い切り水遊びを始める三人だった。濡れた薄着ではしゃぎ回る三人の姿にピンと来た。ロリコン好きにはたまらないいいものと思いきや俺もそっちに行って遊ぼうと誘ってくる犬子。

「俺はそんなのはやらんやらん、俺ならこうする」

そう言いながら普段着のまま入ろうとする俺を見て靴が濡れると思ったらしいが、水がまるで地面のようにして俺は水面を歩いてきた。

「一真さん、どんな仕組みなの〜それ!」

「一真様が水面を歩いている!だったらこうするわん!」

そう言いながら水を掛けてくるが、一切濡れなかったのでお返しに指鉄砲の構えをして撃つ感じでしたら和奏に水鉄砲を喰らわせた俺であった。水術にしてからの水芸は前にもやった事があったのでやってみたが成功した。

「うわっ!一真のそれは相変わらず訳が分からないって、そっちがその気ならそりゃー!」

「こっちからも来た〜〜〜〜!一真様に攻撃だわん!」

「忍術?でもこれはこれでいいかも〜〜」

そう言いながら俺は水面を歩きながら、三人に水鉄砲を浴びせたのか俺に水飛沫を浴びせようとする三人だったが逆にそっちに水飛沫を浴びせたのだった。

「わんわん!楽しーいですけど、一真様も楽しんでますわん?」

両腕の高速回転という犬かきをしていたが、後退ではなく前進しながら水のバリアーを張ってから水を操ってみせた。そんで雛は思いっきり犬子に水飛沫を浴びせた。さっきまで岸にいたはずだが、どうやらお家流を使ったようだ。

「ただの水遊びにお家流使うなんて大人げないー!」

「何時いかなる時も悪戯の好機を逃さない、それがこの雛。という訳でそれーー!!」

「ひゃう!ボ、ボクにもか!」

「戦場では周り全て敵と思え!」

「よおし、そう言う事なら・・・・これでも食らえっ!」

「それはっ、遠慮するっ!」

流れの中だというのに、巧みなフットワークで和奏の攻撃をかわす雛だったけど。避けるなと言いながら着物濡れるの嫌だとか言っているけどさ、だったらそんなに遊ぶなよと言いたいぜ。かけられて自分はかけるのは嫌だとか言っとくのは、まあ雛ぽいけどさ。そんで共同戦線で雛をびしょ濡れにする気満々だったけど逆に俺は二人を濡らしてから避
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