二十四章 幕間劇
三若との水遊び
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に三若に連れてかれたと報告をすると、一緒にいた麦穂はあらあらと言いながらだったが壬月は報告ご苦労であったと言った後に本体が戻ってくる時にはあいつらは説教をしなければと言っていたそうだ。歓声を上げて喜ぶ三若だったが、これは帰りの時にでも言うかと思った。
「で、なぜにこんな場所なんだ?遊ぶなら他にもあるだろうに」
「それは簡単なお話だよ、一真さん。ここなら邪魔が入らないから」
「邪魔?そういや躑躅ヶ崎館でも言ってたような」
折角の好機だとかだったか?
「一真と一緒なら、もちろんどこだって楽しいんだけどさ」
「うんうん」
「でも、誰も居ないとこの方がやっぱり都合がいいんだよね〜くふふ」
怪しく笑う雛だったが、俺の眼がビデオモードのようにしてコイツらを録画状態してから端末にデータ送信した。
「都合がいいって何だ?」
「それは・・・・もちろん一真さんを満喫する都合だよー!」
「ああなるほどな、館や城下だと俺を独占できないと考えたのか」
そういうと正解のように笑う雛だったが、和奏は織田の者達から別れてからどれだけ恋人を増やしたんだと文句を言ってきた。それについては誘導してきた鬼に言ってくれと言いたいね。俺達は鬼との攻撃から守護するように撤退戦をしてきたのだからな。だから長尾や武田と味方にもなれたようなもんだ。
「一真様と水入らずで遊ぶためにわざわざこんな所まで来たんだよ〜」
「今からしばらくは一真さんの事は雛達が独占ーー!」
「そう言う事ね」
ま、ずっと連絡してなかったししばらく独占されてもいいが。あとで壬月からの説教入りだな、俺の分身体はしばらく壬月のとこにいると言っている。手が空いたので久々に仕合がしたいと言ってきた。
「という訳で!」
何を思ったのか、雛は着物の襟に手をかけると・・・・。
「てりゃっ♪」
掛け声と共に大きく上着をはだけたというより、俺の目の前で服を脱ぎだした。
「何をしているんだ?」
「ここまで来る間に汗もかいたし、水浴びも兼ねて小川で遊ぼうかなーって」
「分かっていたがここで脱ぐなよな」
一瞬全部脱いだと思ったが違ったみたいで、胸のところはガードされてたから問題ない。
「あはは、相変わらず雛ちゃんは何をし始めるか分からないよねー」
「そう言いながらも、犬子も脱いでるじゃん」
「えへへ、ここにいるのは犬子達と一真様だけだしね♪・・・・という訳で、和奏もほら!」
「お、おう・・・・一真、あんまりこっち見んなよ。恥ずかしいんだから」
「でも脱ぎはするんだ」
「・・・・そりゃ、恥ずかしいけど、ボクだって一真と、その・・・・」
「和奏ちんってやっぱりむっつり」
「うん
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