二十四章 幕間劇
三若との水遊び
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やる仕事だからな」
久遠達が忙しい時は、俺が名代として動くのが俺の副業でもある。ここ最近はずっと地上で働いているからなのか、不慣れな名代として補給状況を確認している訳だ。俺はあのエーリカと同じ存在であり、最終決戦時にエーリカと戦う時に前外史で葬ったはずの魂とどう戦うかを考えている。前は空間から邪な鎖と共に粉砕出来たが、今回はそれが出来ない以上神界からの会議で今回はどうやって倒すかを検討中。
「なるほど、でもうちの御大将は色々と規格外だったりしますから。ですが、慣れている仕事と不慣れな仕事では疲労度は違いますからね」
「それを言うなら、うちのお屋形様だって相当ですよ。その辺りはお気にされても仕方がないかと思われますが、確かに一理ありますね。今一真様が倒れたりしたら、どれだけ大騒ぎになるかはもう既に前科としてはありますからね」
「前科というとあれか?一葉と俺の追いかけっこの末に三千世界と三昧耶曼荼羅を直撃したあれか」
前科というのは、サイドストーリ的な展開で最初は一真隊だけが追いかけっこのはずが、どんどん規模が大きくなって最終的には一葉対美空となった。そんで双方のお家流をモロに喰らった俺の結末的なところは、三昧耶曼荼羅は何とかなったが三千世界で召喚された刀や槍を背中から全部防いだ事となり最終的に光璃の説教で済んだ。大怪我を負ったが、一応桃香達を待機させておいたから無事だったけど。
「あれについては、御大将も悪いです。が、また倒れたらうちの御大将は一真さんの看病に行くと言って聞かないと思います」
「そうですね。うちのお屋形様とまたぶつかる様子が目に浮かびますけど、一真様は船にいますものね。看病役の奪い合いになると思いますが、もし地上での看病だったとしても正室である奏様が来るかと思われます」
「あり得るが、今は俺の本妻が来ている。もしそうなったとしても、奏からの一喝か側室が取り押さえると思うよ。その時は久遠や一葉も乱入してくると思うけどな」
現在奏と優斗と深雪は、神界にて打ち合わせをしている。この外史から神召喚が可能となった今、この外史が消滅したとしても神界と冥界を異空間に運び、俺が他の外史に行っても呼ばれるようにシステムを構築中だ。あと奏は怒るととても恐いが、笑みのまま怒りのオーラを出すから怒らせたくない。で、久遠達も乱入してくると言ったら確かにあり得ますねと二人揃って言った。まだ久遠達は妾なので、沙紀とランクが違う。
「確認も終えたんで、俺はそろそろ行くわ。二人も仕事は程々な〜」
「「お疲れ様でした」」
そう言ってから、部屋を出て壬月を探す俺だった。秋子たちもだが、最近働き責めである武将も多いからなのか、俺も壬月に報告をしてから今日はお終いにしようかな。そんで神界に行ってから久々に温泉入ろう
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