暁 〜小説投稿サイト〜
IS<インフィニット・ストラトス> 可能性を繋ぐ者
金と青の円舞曲
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間違いなくオルコットを落とす
だが、本当にそれでいいのだろうか?俺はオルコットを、彼女を理解する必要が有る気がしてならない
そのためには、この戦いを通じて彼女を識る必要が有る
俺は彼女に手を伸ばそうとして......
ーーだめだ。そのままじゃ彼女を壊しちまう。大丈夫だ、お前の後ろには彼女救える騎士が備えている
その腕を抑えられた
ーーお前がやるべきことは彼女に男の強さを教えることだ。だから全力で行け!!
勘が合う人の声。先祖様の親友、その人の声に気づかされた
俺のするべきことは一夏に繋げることか、俺には彼女を識ることは出来ても理解することは出来やしない
でもあいつなら...そう思わせる雰囲気があいつにはあった
ならば
「俺の声に応えてくれ!フェネクス!!」
サイコフレームの最大共振。機体の色は青から白を通して緑色へと変わる
DEも外れ、俺の後ろ浮いて待機している。俺はDEを始めに突撃させる
「な!貴方もBT兵器を!?」
「いくぞ!」
それによりオルコットは機体を動かさなければならなくなり、ビットの動きが止まる。その瞬間を逃さず、フェネクスを飛ばす
本来の速度、ハイパーセンサーでさえも反応出来ない速度で接近されオルコットは防御も間に合わずにビームトンファーによる切り抜けをくらう
「ハイパーセンサーの反応を超えているなんて...そんなこと!」
「これで終わりだ!」
俺はマグナムを連結させて、照射ビームをオルコットに向かって放つ。体制を崩していたので避けることは出来ず、ビームはオルコットを呑み込んだ
『試合終了。勝者ーークラルテ・リンクス』
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